こんちゃー、ロタールです。
もう既に公開されている新世紀エヴァンゲリオンの映画4作目。
そいつを友人と見に行く予定だったから、前3作を見直しました。
なので今日は1つずつその感想をば。
注ネタバレあり
序-唐突ながらわかりやすい-
今にしてみるとだいぶ急展開だったんだなって思いました。
いきなり使徒が出てきて、車に乗って逃走。
それから先はシンジくんがエヴァ乗って頑張る。
過去に見た時の記憶あるから、すらすら内容が入ってきて、キャラの感情とかに注視して見ることができたんですけど、完全初見だったらポカーンってするのかも?
動くエヴァはかっこいいけどそれで?シンジくんの感情の振れ幅がすごいですね。
って気持ちで序盤は見ることになりそう。
でも中盤あたりから設定も飲み込めて楽しめそう。
そんでもってラミエルだっけ?正八面体の形した青い使徒。あれのデザインはほんと秀逸ですね。
あいつのデザイン大好きだし、ヤシマ作戦の馬鹿げた大規模作戦感大好き。
あとやっぱBGMよきです。盛り上がるところのBGMが最高にシーンとマッチしててほんとあがります。
これからが楽しみやな!って終わり方で、1作目らしい映画になってると思います。
破-爽快感のあるスカッとしたお話-
続いて「破」。
3つの中で一番見ていて気持ちのいいやつですね。
最初の方のアスカとマリの登場が「序」から引き継がれるはずだった作品の雰囲気をガラッと変えている気がする。
それ故に、俗な言い方すると一番一般受けしそう。
がしかし、中盤のアスカの乗ってるエヴァが使徒に乗っ取られる展開から急に雲行きが怪しくなります。
やっぱエヴァだわ。楽しいシーンだけで終わるわけないわなってなりました。
それまで明るかったシンジくんが死人みたいになって、対照にエモい状態で使徒に戦いを挑むレイとマリ。
ここの対比からシンジくんの決心までの展開に思わず感情移入してしまいます。
ミサトさんの「行きなさい!」ってのに後先考えず同意しちゃう。
最後に「つばさをください」が流れるのも今考えても斬新な演出ですね。
Q-その名の通り疑問が多い-
序破急の「急」とQUESTIONの「Q」を掛け合わせたタイトルなのでしょう。多分。
といってもシンジ君の疑問がイコール視聴者の疑問になっているのであんまり疑問感が強くないです。
見ててとても思ったのは理不尽さ。
シンジ君は何も分からないのに周りに振り回されます。ミサトさんだってもうちょっとシンジ君に説明をしていれば、シンジ君に逃げられることもなかっただろうに……
そんな中で唯一楽しい時間の共有を出来たカヲル君に好意を抱くのは当然の流れですね。
しかも14年の実情を教えてくれたうえで、自分のやらかいたことの解決法まで明示してくれるわけです。
そりゃあんな顔するわぁ……
ですが、槍を寸前にしてカヲル君の静止も聞かずに槍を引き抜くのはやっぱシンジ君の悪い所だなぁ、と思いました。
アスカのいってた「ガキシンジ」がまさにその通りって感じです。
最後には、アスカ、シンジ、レイ(偽)の3人で退廃した街を歩きだす。
なんというか締まらない終わり方というか……メインディッシュを途中で下げられるような終わり方です。
まとめ
シン:エヴァンゲリオンのための復習として三作見たわけですが、この後どうなるかとか、展開も全く僕は予想できないです。
ありがたいことにSNSなどにもネタバレがないので、4月入ってから見に行こうと思います。楽しみ。