こんちゃー、ロタールです。
今回読んだ本は「眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学」です。
様々な社会生活における心理学で説明できる場面を紹介しています。
日常生活の疑問が解ける
この本で紹介しているのは「社会心理学」
社会心理学とは
社会心理学(しゃかいしんりがく、英: social psychology)は、個人に対する社会活動や相互的影響関係を科学的に研究する心理学の領域の一つ。現在において社会心理学とは「社会における個人の心理学」と見なされている。
ゴードン・オールポートは、社会心理学を「他者が実際に存在したり、創造の中で存在したり、或いは存在することが仄めかされていることによって、個人の思考、感情および行動が、どのような影響をうけるのかを理解し、説明する試みである。」と定義した。
以上、Wikipediaより引用。
つまりは僕らが生活する社会に関わる人の心についての学問です。
「なんだか難しそうだな」
という感想を抱くかもしれませんが、この本ではそれが図解とともにわかりやすく紹介されています。
日常のいろんな場面に合わせて紹介してくれるので自分が生活している日常とリンクしてイメージしやすい紹介になっています。
例えば「渋谷のハロウィンはなぜ暴徒化した?」
――そういや何年か前にトラック倒してる映像をニュースで見たなー、とイメージしながら読めます。
これが出来るだけでぐっと身近に感じて、社会心理学を自分から遠い存在に感じなくなる気がします。
人助けをする条件、人は権威に服従する、集団における独自ルールetc
「言われてみればそうかも……」みたいな場面が色々思い浮かんで、謎が解けたみたいですっきりしますね!
なんだか賢くなった気分に!
何とも子供らしい感想ですが、これを読んだ後はちょっとだけ頭がよくなった気分になります。
例えば、大雨の時に避難しようという母親と、周りも避難してないし大丈夫という父。
これは僕が実際に数年前に体験した場面ですが、この本を読んだ今の僕なら「お父さんは多元的無知に陥っているな」と言えます。
日常の、人の行動に関するあるあるを言葉にしたものが沢山出てきます。
今まで言葉にできなかったことを一言で言えるようになるのは、なんだか賢くなった気がしませんか?
「うーん、これはリスキーシフトが起こってるな」
「あの人が上手くいったのはピグマリオン効果によるものだね」
「バランス理論に従うと、僕はあの人と相性がよさそうだ」
この本を読むと、これらの意識高そうなセリフの意味が分かるようになります。
まぁ、こんなこと言ってくる人が実際に居たらウザいですけどね笑