lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

現金のみの店が、それが当たり前と思っていることは時代遅れ

僕のバ先のスーパーは現金のみしか支払いに使えない。

カードもPayPayも、交通系も使えない。

今の時代において、まだ現金のみだ。

 

僕はバ先でレジ常駐しているわけだけど、たまに「カード使えないんですか?」とか「え、現金のみですか?現金持ってないからキャンセルでいいですか」と言われる。

そういう客に対して内心、「使えるか確認してから会計しろよ」と思っていたのだけど、とある客の発言で「これは店側が悪くない?」と僕は思った。

 

「現金のみしか使えないなら、最初からそう書いとけよ」

 

カードしか持ってきてなかったおっさんのセリフ。僕はペコペコ謝りながらも、「店内に現金のみって書いてるとこなかったっけ?」と考えていた。

まずレジ周りを見回すと、確かに「現金しか使えません」とはどこにも書いていない。もちろん「カード使えます」とも書いてないわけだけど。

閉店作業中に、入口の張り紙も確認してみた。どこにも「現金のみ」とは書かれていない。

何がつかえて何がつかえないのか、どこにも明記されていなかった。

 

いやー、これは不親切で時代遅れだろ。と僕はおっさんの文句のおかげでようやく気付けたのである。

そもそも、僕はあんまり現金を持ち歩かず、カードとバーコード決済でほとんどの買い物を済ませている。だから、バ先で買い物しない。なので今まで張り紙がいちまいもないことに気づかなかったと言い訳しておく。

 

今の時代、ご高齢の方々は知らないが、少なくとも大学生はほとんど現金でやり取りしない。飲み会も少人数なら、「あとでPayPayで送っとくから払っといて」ってなるれバルだ。それほどまでに現金以外の決済手段は社会に浸透している。

そんな中で、「現金のみ」であることを明記しないのは本当に時代遅れだ。「カードとか使えるって書いてないっしょ?」って言われても、「他のとこは大体使えるし、チェーン店のくせに使えないのここくらいしか知らんけど?」となってもおかしくないだろう。

もちろん個人経営のお店とかならまだわかる。でも、僕のバ先はチェーン店だし、現金のみはもう古いのだから、せめてどっかに「現金払いのみになっております」とくらい書いといてほしいと思う。

10年後とかには個人経営でも「え?現金のみなの?それって信用ならないね」と言われてるかもしれない。

少なくとも、若者や中年は「個人経営でもないのなら現金以外の決済手段が使えるのが普通」になってきてると思うから、使えないなら使えないと明記しとくべきじゃないかなー、と思う。