9月中旬の出来事。
過去に類を見ないレベルの台風14号が九州に上陸。最大限の警戒を呼び掛けられ、なんかいろんな警報がテレビで流れていた。
無論僕も警戒態勢を敷いて、川沿いにある我が家から非難して実家にいた。
それなりのレベルの台風なら普通に動いていることで有名な「西鉄バス」も運休を決めていたので、台風に慣れきっている福岡県民たちでも今回はさすがにやばいんじゃないか?と警戒していた。
しかし、実際のところはどうだったかと言うと、僕個人的には寝てたら通り過ぎてた。
起きたらもう雨降ってなかったし、まぁ雨は降ってたし、風は強かったけど、それだけである。
これは「福岡県民あるある」のひとつ。「台風だいたい大したことない」だ。
いやもしかしたら九州あるあるかもしれない。僕が福岡県内しか観測できないからいちお「福岡県民あるある」と言っておく。
これは、台風なんて毎年来るという慣れと、九州に台風が上陸するときは、福岡はたいてい台風の目の西側に位置することが多く、威力の強い東側にいないことが多いという理由があると思われる。
福岡県民は、台風で街路樹が倒されてても「大したことなかったね」という。言ってしまえば台風には慣れっこなのだ。震度1の地震を日本人は気にしないけど、外国人がめちゃビビるのと同じ原理である。
個人的には台風より集中豪雨の方が怖い。台風は予報が来るから学校休みになるし、対策も立てられる。しかし集中豪雨は突然来るので、おうちに帰れなくなったりすることがあるのだ。学生の時、集中豪雨で電車が止まって帰れなくなったのを思い出す。
そんな感じで、慣れているから「大したことない」となるし、ニュースで宮崎や鹿児島の状況が報じられ、「やばそー」となっていても福岡に来る頃には弱くなっていたりすることもしばしば。ゆえに福岡県民は台風に対して「大したことない」と言いがちだ。
ただ、同じ感じで関東の人が台風に対して適当に構えていたら、家がなくなる可能性があるだろうから、十分気を付けた方がいい。僕が福岡にいるからこの感性でも問題ないだけで、福岡を出た時にはこの感性は正さないといけないかな、と思っている。