lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

介護業界大変やなって話

注意!! 

今回の話はほとんど母からの伝聞なので不確定な要素が多分にあります。いや僕のブログの内容ほとんど確かな情報なんてないけど……

 

僕の母は現在、訪問介護の仕事をしている。コロナ禍で父親の収入も減り、共働き状態だ。んで、実家に帰る度にその仕事の愚痴を聞くことになる訳だが、まぁ悲惨だなと毎回思うのである。

大体は長時間労働に対しての愚痴だ。朝8時から夜8時まで。移動時間を休憩時間にカウントさせるからほぼ休み無し。実際は残業ばかりだけど、書類上はそうじゃない。だから、休みまでしっかり取って5時に帰るやつと給料一緒なのよ。おかしいと思わない?とのこと。

 

うん。そりゃ悲惨である。また全員が同じ状態でないこともそれを加速させる。まぁ子育てとかで最初からその条件で始めたのだろうからあまりその理不尽を攻めることはできないのだろうけど。母もそれを分かっているので愚痴るだけだ。

しかもコロナ禍で感染対策にもお金がかかり、経費は増える一方とのこと。最近の物価上昇もそれに拍車をかけている。経費は増えるのにその業者も売上は増えないから「1人1件ずつでも増やしていきましょう💪」みたいな1人あたりの介護の数を増やして売上を増やす方法をとっているみたい。

どー見ても悪循環だし、ブラック企業まっしぐらだし、「それはもう客からとる金増やすしかないんじゃないの?それは出来んのかね?」的なことを僕は聞いた。すると母曰く、「国の保険がかかるから、料金が決められてて事業者もそれを遵守しなくてはならない」とのこと。

 

えーなにそれ。手も足も出ないじゃん。そんなんどこの介護業者も同じような状態ってことやん。ブラックが常態化するような状況の根本の原因が国の決めた制度ってことになるやん。

いや、もちろん僕はそのあたりの法律とかに詳しくないからきちんと調べれば違うのかもしれない。詳しい人がいたら教えて欲しい。

でもその話を鵜呑みにするなら、従業員にも事業者にもどうにもできないブラック化ということになってしまう。というか国の保険がどうとかということは、国の保険制度が適用できる業種に関しては概ね同じような状況と考えるのがよいかもしれない。人間が社会で暮らす上で必須の業種がそのような状況に陥っていることを思うと、これが続けば本当に国が終わるんじゃないかな、と思うわけである。

 

そういう社会に必須な業種の人がきちんと正当な手当を受け取れるような社会が実現して欲しいと、僕はそう思うのだ。そしたら母もちょっとは楽になるしね。