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金毘羅山の参道から。
ゴールかと思われたクソデカ門を潜り抜け、100段ほど登ったところで、我々は不思議な光景を目にした。手を森の方に伸ばす観光客たち。これは一体何をしているのだろうか?神聖な森からパワーを得るみたいな、スピリチュアルなことをしているのか?
と、その時答えがやってくる。伸ばしていた手の上に、突如やってきた鳥が乗ったのだ!
あーなるほど、鳥が手のひらに止まってくれるのね。そりゃやりたくなっちゃうな。
ということで4人揃って森の方に手を伸ばす。いやなんかめっちゃシュールな光景なんだろうけど、鳥ちゃんが気になって周りの目が気にならなかった。
そして待つこと数分。
っしゃあーー!きたー!
えめっちゃ可愛い!えっち!めっちゃ色鮮やかだけどなんて言う名前なのかな?分かる人教えてちょ。
3回ほど止まってくれたのだけど、写真を撮れたのは1回だけ。すぐに飛び去っちゃった。
かなりの時間を消費したけど、4人組全員の手のひらに鳥が来てくれた。足がトゲトゲしくて、意外と痛かったね。
去り際に3匹くらい乗っけてるお兄さんがいて、「プロだ……」と感嘆した。あれが鳥使いってやつか。
さぁ、登山再開!
綺麗な紅葉となんかの社。紅葉がかなり綺麗で、11月のこのタイミングで来たのは正解だったと言わざるを得ない。階段登るのは大変だけど、色鮮やかな紅葉で疲れを忘れるね。
参道から露店がなくなり、だんだんと森の中を通るようになる。森林の涼しい空気が、神社の清浄な空気を醸し出し、神聖な場所であると感じさせる。
かなり急な山中の階段を登り、ついに神社へ。
……本殿の写真撮り忘れたわ。まぁいいか。
金刀毘羅宮(ことひらぐう)というのが正式名称らしいからこれで調べたら出るよ。
ちなみに大物主神と崇徳天皇を祀っているそう。崇徳天皇って、あの日本三大怨霊の崇徳天皇かな?だとしたらかなりすごい神社だよね。ここで悪いことしたら祟られかねない……
そんで、もちろん山の上だからこそ期待しちゃうのが景色である。
うおー!絶景!
ここまで登ってきた甲斐が有るね。すげえわ。これが讃岐平野ってやつかね?奥に見える綺麗な形の山はなんて言うんだろ?讃岐富士?……なんちて。
反対側から見える景色は山。マジで山。うーん、それ以上の感想はないです。
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