lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

年末にはクソ映画を【大怪獣のあとしまつ】

去年の年末、僕はコロナのせいで絶賛ヒキコモリマンであり、卒論もひと段落まで書き進めてしまったせいでくそ暇だった。あまりにも暇だったので友達に声をかけてアマプラでなんか映画でも見ようかと思ったわけだ。しかもそれは大晦日のことである。

 

8時過ぎにバイトから帰ってきた友達を無理やり呼び出して映画観賞会をすることに。何見るかなー、と最新の公開作品に目を通していると、見覚えのあるタイトルがあった。

 

大怪獣のあとしまつ

 

あー、2022年の前半にクソ映画として話題になってたあれか。お金かけて見に行くことはないかなと思ってたけどアマプラで無料で見れるとなると気になる……

ってなわけで友達に「これ見ない?」と提案。友達は快くオッケーしてくれた。よくもまぁ大晦日にクソ映画見ようなんて僕に付き合ってくれるものだ。

 

前情報は、なんか後始末しない、クソ映画ということは知っている。

 

――以下、感想。

いやー……聞きしに勝るクソ映画っぷりだね……B級映画と大差ないわ。セミマゲドンの方が面白いと思う。

 

lothardiary.hateblo.jp

 

なんつーか、まずテンポが悪い。怪獣の死体出てくるまでかなり時間かかるし、なんかいきなり恋の三角関係始まって、「え?なにこれ?」状態。

なんかでてくるキャラデザの濃いのが多いし、全体的にギャグ調なのよね。予告と雰囲気が違いすぎる。わかっていても受け入れがたいレベル。登場キャラに偽マキマさんやら、サカナクションのMVに居そうな人、星野源のMVに居そうな人、なんかの仮面ライダーに出てた人とかいろんなあだ名付けながら見てたけど、タイトルからそんなキャラがでるなんて想像つかないよねぇ。

 

下ネタも結構強烈で、深夜にやってるドラマを見てるみたい。個人的にはギャグもそこまで面白くない上に、最終的に「怪獣から出るにおい」をどうするかってのが2時間にわたって見せられる内容なのがキツイ。本題の怪獣の死体をどうするってところが触れられず「デウス・エクス・マキナ

うーん……なにかを批判する意図があったとしても酷すぎる。社会風刺とかしたいのかもだけど、それ以前のクオリティなんだよなぁ。

 

それなりにお金かかってると思うけど、ノリがB級。内容もB級。とても映画館で見る内容じゃないし、クソ映画と分かってみなきゃどうあがいても擁護できない。

でも、クソ映画としてなら面白かったかな。ツッコミどころ満載だし、そういう楽しみ方はできると思う。ただ、見てる間に正気に戻っちゃいけない。「なにこの拷問」って思っちゃうから。