lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

ラストバイト終わり!

引越しも目前になると、やっぱり色んなものに終わりが来る。その1つとしてバイトがある。

僕はドラッグストアでレジ打ちのバイトをしていた。もうかれこれ1年半くらい続けているバイトだ。レジ打ち以外ほとんど仕事がない上に時給も悪くない、他のバイトやパートとの関係も良好なアルバイトである。

 

なのでとても名残惜しいのだが、大学卒業して就職に伴う引越しである。続けいるという選択肢など皆無だ。僕が出勤する最後の日のシフトが出てから、職場の人間みんなが「もうちょいで終わりだねー」と声をかけてくる。パートのおばちゃんは「寂しくなるねー」と会う度に行ってくる。流石に毎回言われると返答するのもめんどくさくなってくるけど、それだけ名残惜しいと思ってくれている、ということだろう。それは素直に嬉しいことである。

最終出勤日のこと。バイト終わって帰る時にパートのおばちゃんがしれっと「これ使って」とハンカチを手渡してくれた。餞別の品ということらしい。うちのバイトは結構そういうとこ厳しくて、職場の人間同士がLINE交換することすら禁じているので、しれっと渡してきたのだろう。既に終礼時にみんなから「東京でも頑張ってねー」と声援を受けて、「今までお世話になりましたー」と返す儀式は終わっていたので、まさかそんなサプライズが?!って感じでビックリしてしまった。

 

家に帰って開けてみると、キウイフルーツ柄の鳥がプリントされた可愛らしいハンカチだった。どうやらこのためにINCUBEで買ってきた新品。いやもう素直に嬉しい。バイト以外のところで接点のない相手ではあったけど、それでもこういうことして貰えるとね。嬉しいよね。

もうレジ打ちすることもないだろうし、そもそもバイトという就労形態につくことも無いかもしれない。そう思うと、こんな経験は二度としない可能性もあって……改めて貴重な経験かもしれないと、そう思った。

 

--ちなみに嬉しかったことがもうひとつある。一年以上の就労のおかげで、アルバイトでありながら有給が5日間もついていた。一日でだいたい4000円以上は稼げるので、シンプルに約2万円分が働かずに入ってくる。これはかなり嬉しい。他のバイトに移動しなくて良かったと、心底思った。