みなとみらいで飲み会があった。あのあたりは意外と出向かないのでお店に対してもそれほど詳しくない。飲み会の後は〆。これは紀元前から決まっているルールである。ラーメンを寄越せ……〆のラーメンを寄越せ!
でも家系はちょっと重い。塩、醤油とかがいい!もしくは鶏白湯も可!
そんなことをあらびながら馬車道駅周辺を練り歩く。付き合ってくれている友人とラーメンに目を光らせていると、発見。

超濃厚鶏白湯ラーメン専門店、鶏ふじ!
こんなん天啓である。食えという啓示。行くしかない。なんか全部盛りっぽいやつでカタメ、濃いめ、多めで!
あっさりがいい!と言っていたのに濃いめはどうなんだ、と思うかもしれないが、酔っていたので許してほしい。ちゃんと後で後悔するから。
店内はカウンターとテーブルが数席。そしてお好みが選べる。後から冷静になって考えてみれば、これは「家系ラーメンの様式美」そのものである。鶏白湯は鶏白湯でも超濃厚であることを僕はスルーしていた。つまり、超こってりなのである。あっさり皆無。

いや、しかし見た目はかなりあっさりオシャラーメン。これが濃厚?ま確かに白濁したスープだけど……
んじゃ、いただきます。まずはスープから一口。
んお、濃。ネギとか海苔で押さえつけられない圧倒的な濃。あと塩ラーメンというだけあってしょっぱい。ひたすらしょっぱい。
までも家系に比べればマシもマシ。これはこれで美味しいじゃん!と思っていたのだけど……
突如券売機で券を買った買わないで争う集団客が登場。途端に場の空気が不味くなる。こればっかりは夜の飲み屋街だし、店側も悪くないし仕方ないけど、萎えるよね。
早々に食べて立ち去ることにした。なので少しペースを上げて食べていたのだけど、食べ進めるほどに「しょっぱい」という感情が高まっていく。
――いや、いくら何でもしょっぱすぎないか?塩ラーメンとは言えどもさすがに……と思い水を飲む。一息ついてカウンターの張り紙が目に付く。
こだわり
①麺の硬さ
②塩の濃さ
③油の多さ
――『塩の濃さ』?僕は確かこれ、多めって言ったよな?……なるほど?そりゃしょっぱいわけだ。気になったのですべて普通で注文していた友人の方のスープも飲ませてもらう。まーしょっぱめだけど、許容範囲。
正味、しょっぱすぎたのでそれ以外の印象が薄い。これは店側ではなく、何も見ずにこだわりを答えてしまった僕の不備なので仕方なし。
でも、塩の濃さってのは他では見たことない面白い項目だな、と思った。食べ終わって足早に帰路につく。まぁ、塩の濃さが普通なら〆に良いラーメンだったなぁ、と思いました。