lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

室外機からコバエが出るとしたら、もう対策のしようがない

昨年、僕は一つ後悔していることがある。それは真夏、コバエが家に大発生してしまったことだ。去年の四月引っ越してきて来て2か月くらいでコバエが湧くようになった。一度湧いてしまうとそれを減らすのは中々難しい。めちゃくちゃ湧きだしてから対策をやったんだけど、一時的に抑えることはできても全くでないようにすることはできなかった。

これが僕の去年の大きな後悔。コバエが飛び交う家になってしまい、対策も後手後手に回っていた。どこで湧いているのかもわからず、ピンポイント対策もできずに寒くなるにつれて消えていった羽虫たち。在宅業務の自分からしたら家にコバエが湧いているのはストレス極まりなかった。

 

だからこそ、今年は絶対にコバエを湧かさないと、強い覚悟を決めていた。ゴミは溜めずにすぐ出すようにして、どうしてもすぐに出せないときは密閉する。食器の洗い物を溜めないようにして、定期的に掃除することも心掛けた。

そのおかげか今年に入って、コバエは湧いていない。いや、正確に言えばコバエ湧いてはいるのだけど、チョウバエという自分が敵視しまくっている種類ではないのでギリセーフ。そもチョウバエは去年も6月には湧かなくなったので、そこまで気にする必要はない。まぁ、いないに越したことはないけど……

そう、このセーフなラインを保って6月まで来た。だんだんと暑くなってきて、暑い日には室温が30度にもなる時期になっても家にコバエは湧いていなかった。

 

――しかし、僕のそんな努力はスイッチ一つで崩壊した。

ある平日の昼下がり。その日は中々暑くて、在宅業務でパソコンをポチポチしているだけでも額に汗がにじむくらいだった。窓を開けていても涼しい風は入ってこずに、じわじわと暑さだけが流れ込んでくる。

これはさすがに限界だ、とエアコンのスイッチを入れた。これが終焉のトリガーだった。

エアコンはすぐに効き始め、部屋はすっかり涼しくなる。汗も引いてきて、さて!仕事に集中しよう!という時に、目の前を黒い点が通り過ぎる。

 

……見覚えのある、いや。忘れようもない。あいつだ。コバエだ。ここまで対策していたのに何故……?ふと窓ガラスの方に目を向ける。黒い点が、動いている。いる、最悪の夏のオトモが……

そこで僕は思い至り、見上げる。――エアコン、まさかお前。恐る恐るエアコンに近づき、覗く。エアコンの縁、思いっきり風が吹きつける位置。そこに1匹のコバエ。風にあおられているのか動いていない。

それだけだけど、確信するには十分だった。本来微風でも流されるコバエがこんなところにいるのはおかしい。考えられるとすれば、風で流されて引っかかった……つまり、室外機でこいつらは発生した可能性がある。そうでなくとも、途中の管とかで育ったのだろう。

 

――こんなんどんなに対策しても無理やん。室外機で湧かれてたらどうしようもないよ。

もう湧いてしまったからには後手後手の対策をするしかない。今年の夏もコバエ対策に奔走することが確定したようなものだ。

あ~あ、来年は夏になる前に引っ越すか。