以前ここでGCPの資格を取ると宣言してから数週間が経過し、ついに受験の日を迎えた。
結果から言おう。試験を受けることすらもできなかった。身分証明がうまくいかないということで門前払いである。
不満点がいくつもあって何から話したもんか……状態なので時系列順に書いていこうと思う。
申し込み
まずは申し込みの段階。この時点で既に罠は張られていた。まずローカライズがクソ。日本語が読めたもんじゃない。おかげで英語で登録することになった。ここで本名を英語で登録してしまったのだが、これがのちに大きな落とし穴であることに気づく。
また、申し込みの流れもわかりにくい。公式ドキュメントじゃまず分らん。ネットに転がっている記事を読んで何とか出来た。
――いや、きちんとできたとは言えないだろう。それは本来ならテストセンターで受けたかったがオンラインで受けることになったためである。
というのもテストセンターは平日しか予約できなかったのである!!しかも平日は昼間しかやっていない!!つまり社会人がテストセンターで受験するには有休を取るしかない!
これのせいで僕はオンラインで試験を受けざるを得なくなった。流石にテストのために1日有給は取れないわ……
ちなみにテストセンター自体は土日も営業している。AWS受験の時に同じテストセンターを使ったので間違いない。
受験前
受験するまでの間も問題があった。
まず受験時間の表示。これがなんとUTC(世界標準時)だったのだ!てっきり日本時間だと思って夕方に予約していたのに、9時間の時差のせいで受ける時間は早朝……そういうのはちゃんと表示しておいてほしいものである。
結局早朝に受けるのはさすがにつらいのでリスケすることにした。次は時差も考慮してちゃんとマイナス9時間でいい感じの時間になるようにした。
……がしかしっ!!次はなぜか日本時間で予約された。……え、なんで?時間計算して昼過ぎに受けられるように調整したのに……これじゃ深夜じゃん。……まぁ早朝よりはましか。
受験
オンラインでの受験のためにウェブカメラを購入。準備も万端である。
時間になったので受験を開始。まずは自身の環境が問題ないかスマホを用いて確認。ここ、全部英語なのよくない。日本語で受けるっつってんのに英語にするなよ。
確認が終わると試験官からチャットが届く。身分証を見せろとのことなので運転免許証を。
「身元確認できませんでした。他の身分証明書はありますか?」
ーーあれ?これじゃダメなのか?じゃあマイナンバーカード。
「身元確認できません。英語で名前が記載された身分証はありますか?」
いや、ないですけど。
「身元確認できませんでしたので受験できません」
はぁ?!いやいや、出来るだろ。なんでだよ。いくら言っても「GoogleCloudサポートに問い合わせてください」と取り付く島もない。どうしようもないので試験は受けることもできず終了。
返金もない。は?なんこれ?
ちょっと原因を調べてみる。どうやらWebassesorに登録した名前と身分証が一致していないとダメらしい。
……あ〜。英語で登録したな、あれ。
ちなみに今変えられるのか試してみる。……変更できない。
えぇ?つまり名前を英語で登録した時点で受験不可ってこと?罠すぎるだろ、それ。うっわぁ……これが天下のGoogleかよ……カスタマーへの配慮なんて欠片もねぇじゃねぇか。
どうにか返金or再試験が出来ないかとGoogleCloudサポートに問い合わせてみたが見当違いの回答が帰ってきた。あ、これダメだ。多分AIとかで返答してるだろ。話にならなすぎる。
ーーと、踏んだり蹴ったり。ちゃんと勉強したのに受験すらできず僕の資格試験は終わった。
ごめん。再試験は受ける気がしねぇわ。もうグーグルの資格は受けません。