lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

祖父母ボケているんじゃないと心配になる

先月末は僕の誕生日で、存外にもいろんな人からお祝いをいただいた。そんなお祝いしてくれた人の中には僕の祖父母も居た。祖父母はうちの比較的近所に住んでいることもあって、ディナーに連れてってくれるとのことだ。普段ならあんまり祖父母に迷惑かけたくないので自分でお金払うけど、今回はお祝いということなので甘んじて奢られるとしよう。

 

そう思いながら約束した日を楽しみに待ち侘びていたのだけど、その前日。なんだか喉が痛い。体調悪い訳ではないけど、最近はコロナが流行っていると聞く。これがもしコロナだったら祖父母に移してはならないと、断りの電話を入れて、来週に予定変更してもらった。

 

翌週の予定日前日。祖父からの電話が来ていたのだけど、僕は友達と遊んでいて折り返しを忘れていた。それに気づいたのは翌朝、つまり約束当日である。元気になったことを伝えてすらいなかったので、朝電話をかける。

 

祖父「おお、もう風邪は大丈夫なのか?」

「んーもう大丈夫だよ」

祖父「よかった、病院には行ったんだよな。扁桃炎で酷いって」

扁桃炎?普通に喉痛かっただけだよ。熱もなかったし」

祖父「そうかそうか、まぁ元気なら良かった。じゃあ」

 

そう言われて電話は切られた。……ん?今晩の話とかしてないけど大丈夫?若干不安を覚えながら仕事を進めていると、次は母から連絡が来た。

 

「あんた、じいちゃんから酷い扁桃炎で病院行ったって聞いたけど大丈夫かい?」

 

ーーえ?一言も言ってないが?!いつの間に喉が痛いを扁桃炎と拡大解釈されたんだ?言うてたとしても「ワンチャンコロナかも」だったと思うけど……

母にそれを説明すると、「じいちゃんももう70過ぎてるしボケてるのかな」と納得してくれた。もう連絡の証跡残そうぜ。これだから電話はダメなんだよ。

 

その後、母から訂正が入ったのか再度祖父から電話が来る。

 

扁桃炎で病院行ったんじゃないのかよ〜」

「行ってないよ。喉痛かっただけだって〜、熱すら出てないよ」

「そうか、じゃあ今日行けるんだな?」

「全然大丈夫だよ〜……残業さえ無ければ」

 

その後、祖父母と無事に食事に行けたのだけど、なんか僕が“母を心配させまいと祖父にだけ本当のことを言った”と言うストーリーがでっち上げられて、それが事実のように語られた。

真っ向から否定するのもなんだか怖くなって苦笑いでその場をしのぐ。こりゃ本格的にボケが来たかな?と思ったが、それ以外の会話は普通に出来るし、記憶の混濁もそれ以外見られない。……ってことはマジでただの早とちりってこと?誰かと間違えたりしたのかな……なんにしろ僕の祝いの場の筈なのに、なんだかあまり心地よくない空間だった。

 

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ちなみにご飯はトンカツ食べた。美味しかった。