俺はこの本で頭がよくなれたのか?【頭のいい人が話す前に考えていること】
最近仕事で上司に色々言われてなんか自分側に足りてない何かがあるんじゃないか……?と悩んでいる。具体的に仕事ができないとかじゃなく、な~んか目標定まってないんじゃない?とか、積極性が見えないんだよなぁ~みたいな感じで言われている。
上司の戯言だしそんなに気にしないでいいと一笑に付すことも出来はするんだけど……言われるってことは何かしら自分側に不足していることがあると思うんだよな。実際最近仕事がなんか上手くできていない感じするし。いや、出来てないわけじゃないんだけど……
その何かしらがよくわからないのので、とりあえず色々インプットしてみることにした。自分の課題感を説明できるためには、説明する材料が必要だ。
そこでやってきたのは本屋。ビジネス書の数冊でも読んで、典型的な社会人に必要とされがちな要素を抽出して、自分と比較対照してみようと思ったのだ。
そういう目的なので、ビジネスマインドとか……そういうのに触れているのなら本は一旦なんでもいい。

色々見てみて、「なんか良さげだな」と思ったのがこの本だった。
最近上司と話すたびにダメ出しさせるのもあって、「話し方がワンチャンよくないのか?」というどことなくあった課題感とマッチしたのもある。
家に帰って、とりあえず読んでみる。
この本はその名の通り、「頭のいい話し方をするためのハウツー本」だ。
面白いのは「頭のいい」の定義から始めているところ。「頭いいって結局なんなん?」という疑問からスタートしている。
曰く、頭がいいというのは「他人から頭がいい」と思われていることだそう。言われれば、まぁそれはそうなんだけど。それはそうってことに自覚的になるのは意外と難しいと僕は思う。
それを定めた上で「頭がよいと思われるための行動基準」をあげていた。
そしてその基準を達成するために何をする、考える必要があるのかという順に書かれている。
読んだ感想としては「まぁそうよな」だった。言ってることは納得感あるし、論理の破綻も感じない。自分が「いやでもここは違くない?」と思ったところを数ページ先で補完されるのは、なかなかに不思議な感覚だった。こういうハウツー本って筆者の意見が先行しすぎて、読者の疑問を置いてけぼりにすること多いのだけどね。本の中でも筆者の定義する「頭のいい」に従って意見をしているのだろうな、というのが感じ取れた。
「まぁそうよな」というのは評価が低いって意味じゃない。逆だ。凡庸な僕が違和感なく理解できるのは、それだけ内容が理路整然としているという証明だ。
ハウツー本に書かれていることって大概は「それはそう」って理屈なのだ。しかし、それに自らで気づくのは意外と難しい。この本の後半は、その当たり前の自覚の方法について書いてんじゃねぇのかな?と思った。
「頭のいいひとになる本」ではなく「当たり前を自覚する方法の本」っていうのかな。個人的意見として、そんな風に感じるいい本だった。