伊達政宗公の墓所【宮城旅行記6】
大崎八幡宮を出て、次の目的地は伊達政宗の墓所である瑞鳳殿だ。最初から予定には入れていたのだけど、大崎八幡宮のおじいさんも「あそこは行った方がいいね。でも青葉山は行かなくていいよ、何も無いから」と言っていた。
ここからだとバスを乗り継いで行くことになる。仙台駅周辺ではあるけれど、駅を挟んで反対側に位置している。
バスを降りて少し歩く。僕らは市バスを使っていたのだけど、ループル仙台なるバスが別にあるそう。こちらだとすぐ前に着くらしい。

なんか裏道。こんなとこ通っていくの?と思ったけど、雰囲気があるのは間違いない。少しテンションが上がる。

横道には「ようこそ!」的ニュアンスの張り紙があった。なんかいいね、こういうの。

瑞鳳殿へ続く道があまりにも森の中すぎる。神聖で落ち着いた清浄な空気。あれ?僕が今向かっているのは墓所だよね?
そう疑問に思いながら階段を上がると、見えてきたのは神社?あれ?

明らか神社仏閣のそれである。お賽銭箱あるし……いちお投げとくか。
後から調べたらここは瑞鳳寺というお寺らしい。墓所のおまけって感じなのだろうか?

大雨の中、軒から滴る水滴。この感じが好き。排水路は緑青の色が染みていて、年季がある。

寺から出てみると大きな階段。どうやらこの先が瑞鳳殿のようだ。石段を登って進む。周囲は樹齢の高そうな杉の木が埋めつくしている。これは、古来からある杉だったりするのかな?
左折して少し進んだ先にチケット売り場が。ここで瑞鳳殿の入館料を払う。ちなみにここで御朱印も貰える。

こんなん。なんか独特の見た目している御朱印である。瑞鳳殿と書かれているのは分かる。カッコイイ。

有料エリアに入って最初に目に入るのは門。涅槃門と言われる門らしい。現代語訳すやすや門(諸説あり)
この時点でなんか鮮やか。軒の装飾の感じとか、さっきまで居た大崎八幡宮を思い出すつくりだ。

瑞鳳殿の拝殿。なんかちょっと中華っぽくもある。鮮やかな装飾ってなんか中華っぽくなるのかな?この拝殿の裏に座って休めるスペースがあり、その奥に墓所がある。
そのまま墓所の方に向かう。


瑞鳳殿。ものすごい装飾だ。
しかし、ただ派手という訳ではなく軒下は組木みたいになっていたり、細部まで作り込まれた金の装飾だったり……丁寧さも孕んでいる。
思わず見とれてしまう。すげぇなぁとため息が出る。
拝殿を出て左側に資料館がある。ここは撮影禁止なので写真はなしだけど、かなり貴重な資料が置かれていた。どうやら瑞鳳殿は戦火で一度全焼しているようで、今のものは再建したやつらしい。全焼前の白黒写真もあったけど、見た目は今のとこ変わらないので再現度はかなり高いのだろう。
伊達政宗の生前の顔再現みたいなのもあった。あと兜の三日月のやつとかね。副葬品もいちど取り出しているようで、かなり色々あることが分かる。興味深い。
瑞鳳殿以外にも2代目、3代目の墓所もあるらしいので、そこを見てみる。

……つもりだったのだけど、なんか工事中だった。残念。
瑞鳳殿……かなり凄かった。仙台の市街地から少し行っただけで自然の墓所があるのがまず良いし、瑞鳳殿自体も煌びやかで見応えがある。伊達政宗好きならもちろん、そうでなくても仙台来たならは行く価値はある場所だ、と思った。