昼過ぎに松島を出て、夕方頃には仙台に帰ってくる。18時頃の新幹線で帰る予定なので、それに合わせた感じだ。2泊3日の旅行もいよいよ終わりが近い。
普段なら余韻に浸るところだが、今回はそうもいかない。会社の人との雑談で「旅行行くんですよね〜」ということを話してしまった以上、お土産を買って帰る必要がある。ちなみに普段旅行する時は会社で何も言わずにお土産も買って帰らないことが多い。
さて、会社へのお土産。それ即ち自分の所属する部署へのお土産になるわけだ。つまり個数はかなり必要になる。大事なのは1個あたりの価格。できるだけ安く済ませたい。仙台駅の地下一階お土産コーナーを歩き回る。ここで初めて知ったんだけど喜久福って仙台のお菓子なのね。でも喜久福会社に買ってくのは流石に……と悩んでいたところいいモノを見つけた。
ーーずんだクッキー。安いし1箱30個入り。いやもうこれしかないだろ。迷わず購入。
その後少し時間があったので、駅弁のコーナーを物色。この間の名古屋旅行の時に初めて駅弁食べたけど、あれ中々趣深かったからまた食べたい。
他にも気になるものいくつか買った。全部新幹線で食べる用だ。もう移動中でお腹いっぱいになるつもり満々である。
「これ帰りに食べて〜」とフレンドには喜久福をもらった。これ実は冷凍菓子で、少し溶けたくらいが美味しいんだって。車内で食べればちょうどいい感じに溶けてるかな?
フレンドに感謝を述べつつ、乗車。さて、帰ります。
仙台出る時に撮った写真。あのタワーは何タワーなのだろうか……?まだ知らないことばかりである。楽しかった旅行の時間はあっという間である。
さて、最後の楽しみである駅弁。「みちのく多賀城美しもの弁当」。すごい名前の弁当である。後は駅で見つけたずんだ餅とずんだシェイク、貰った喜久福。
弁当の中身はこんな感じ。3列米が並んでいるのは予想外だ。他は確かに美味しそうものが多くて食欲をそそる。バランスも良い。駅弁らしく冷えてもちゃんと美味しく、過ぎ去る夜の仙台を眺めながら地域の味に舌鼓を打つことが出来た。
続いてずんだシェイク。うーん、枝豆アイスである。この数日ずんだ食べて思ったことは、特別美味しいそれではなく、生活に根付いた味ということ。枝豆ペーストなんて正直どこで食べても味のクオリティはそんなに変わらない。アイデアが美味しいというのが適切な表現なのではなかろうか……?
喜久福は逆に、特別感のある美味しさだった。要は冷たいまんじゅうな訳だし、雪見だいふくみたいなもんでしょ?と思ってたけど全然違う。中の餡はしっとりした感じで、皮は薄目なのによく伸びる。あー、これは確かに美味しいですわ。呪術廻戦で出るのも納得ですわ。
駅弁を食べ終えたらいよいよ旅も終わりって感じ。ほとんどノープランで勢いで来た旅行だったけど、友人たちのおかげでかなり楽しめたと思う。東北はまだ行ったことのない県も多いから、今後ひとつずつ行ってみたいね。
ーー以上、宮城旅行記でした。