ある時、Twitterで炎上しているツイートが流れてきた。そのツイートはどうやら、犯罪を犯した芸能人が演じていた特撮のキャラクターを貶すような内容だった。その内容に関して「演者とキャラクターは関係ない」「演者が犯罪をしたからといって、キャラクターがダメになるわけじゃない」みたいなリプが大量についていた。
ツイートはかなり攻撃的な内容だったし、それに対して批判的なリプが殺到するのは分かる。確かにムカつく。しかし僕がムカつくのは、リプしている側に対してだった。
僕のこの怒りを説明するには、ある事例の話をしなくてはならない。少し前の話だ。僕の好きだったアーティストが犯罪を犯して捕まった。少し前からTwitterの言動がかなり不審で、ネットの反応的には「ついにやったか」みたいな意見が多かった気がする。僕もそう思った。
その後、そのアーティストの作成した楽曲が音ゲーから削除された。最新のアルバムも配信中止になった。僕はそのアーティスト自体の行動に関わらず楽曲自体はかなり好きだった。なのでそういう対応が取られたことがかなり残念だった。音ゲーは別にやらないからまだいいにしろ、一部楽曲が聞けなくなるのはかなり致命的だった。
しかし世間はその対応を当たり前としていた。犯罪者の楽曲なんだから当たり前だ。って感じで冷たかった。「寂しい」って声も無いわけではなかったけどかなり少数派だった。
ーーこの時の世間の反応と今回の炎上。インターネットの意見は全くの真逆である。方や作品と演者は関係ないと言い、もう一方で作者が犯罪したら楽曲が規制されるのは仕方ないと言う。音楽と映像って違いは関係ないだろう。本質的には一緒のハズだ。それなのにインターネットは正反対。
その事にムカついた。なんで僕の好きな物は批判されて影を潜めたのに、この投稿は他人の好きなものを貶して炎上しているのだろうか……?
そりゃ言い方とか色々あるけど、気に食わない。その対応の差がかなり嫌だ。今でも仕事行く時に聞いたりしているのに……最新のアルバムは未だにiTunesで聞けないのに。なんでそんなに擁護されてんの?
一体何が違うって言うのか。なぜインターネットの集合知は僕の好きな物に対しては、「作曲者と音楽は関係ない」と言ってくれなかったのだろうか……細かい違いがあるのは分かってる。分かっていてもムカつく。この真逆の炎上に対しての行き場のない怒りを僕はどうやって発散すれば良いのだろうか……