今日は出社の日。普段在宅勤務の僕としてはちょっと憂鬱な日である。
しかし、今日はラッキーなことにタダメシボーナスが発生した。
帰り間際に部長からご飯に誘われたのである。これが毎週なら流石に嫌だけど、たまにならタダメシなので普通に嬉しい。同僚と「じゃあ奢られに行きますか~」って感じのノリで行くことになった。
仕事が終わり、向かったのは上野。到着までどんなところに行くのかは伏せられていた。上野駅からしばらく歩いた雑居ビルのワンフロア。エレベーターで移動して入店した途端にかかった声は「こんにちは」ではなかった。謎の言葉で話しかけられる……意味は分からないけれど、店内の雰囲気、店員の相貌、そして中国人の部長が同じ言語で会話しているように見えたことから、ここが中国料理店と察しがついた。
促されるままに一番奥の席に座る。
よく見ると周りは中国人ばかり。聞こえる言語も日本語は一つもない。ここはさしずめ、東京のミニ中国と言ったところだろうか……?
最初に出てきたのは串焼き。羊と牛肉のやつを炭火で焼いて食べる形式だ。部長が直々に焼いてくれた。牛肉が美味しいのはもちろんなんだけど、羊が思ったよりも美味しい。予想より臭みがない。

次に出てきたのはピータン豆腐。ピータンは実家でもよく出てきていたし、好きな食べ物だ。早速食べてみる……え?なんかバカ辛いんですけど……!なにこれ?辛すぎない!?
よく見ると中にいくつも唐辛子が入っている。どうやらそれをそのまま食べてしまったらしい。部長が「それ食べちゃダメだよ!」って……食べる前に言ってくださいよ……
ピータン豆腐自体はかなり美味しかった。これ、米もかなり進むんじゃないですか?

次はこれ。なんか大根のサラダ?らしい。
切り干し大根?なんかよくわかんないけど食べてみる。なんかカリカリしたやつ。落花生とパクチーの風味も強い。……っていうかパクチーって中華でも使うんだ。タイ料理だけだと思っていた。パクチーは僕苦手寄りなんだけど油で炒めてあるせいか、まだ食べられた。

本日のビックイベント。ザリガニ。
残念ながら僕は甲殻類アレルギーなので食べられない。なので、同僚の感想の伝聞なんだけど、実が小さい割にはプリっと締まっていた美味しいらしい。味はマジで海老らしい。僕がアレルギーじゃなかったらなぁ……食べてみたかったんだけどなぁ。
……と、色々な中華を体験することが出来て非常に楽しかった。
普段食べている中華は結構日本人向けにアレンジされていることが分かった。……と言うか東京のど真ん中にここまで本場の中華があったんですね……世の中知らないことばかりだ……