2025年最初の月。僕の仕事は忙しかった(当社比)僕は労働環境だけで会社を決めたので、出社は月に2回、残業なんて20時間を越えると「大丈夫か?」、「タスク量の調整をしよう」と声がかかる、ITとしてはかなりのホワイト企業である。
しかしそんな会社でも忙しくなるタイミングというものはどうしても発生する。そんな時には20~30時間の残業が発生することもある。
1月はそんな月だった。比較的忙しい。夜9時くらいまで仕事するのもザラだった。日付回るまで残業する友人を知っているので、コレで忙しいというのも烏滸がましいかもだけど、当社比だと間違いないんだよね。僕はプライベートやりたいことだらけ人間だから、この残業がなかなかストレスなのである。
そんな中で迎えた月に2回だけの出社日。僕は出社と言うだけでストレス大になる引きこもり人間なので、これまで必ず残業せずにさっさと帰っていたのだけど……この日はそうもいかなかった。
そんで、僕が忙しいということはチーム全体忙しいわけで……残業している人は多分普段よりも多かったと思う。
上司や同僚と話しながら残業していると、何となく連帯感みたいなものが生まれてくる。まぁ皆残業してるんだし、僕が残業しているのも仕方ないと思えてくる。それまでハッキリと感じていた残業に対してのヘイトが段々と薄れてくる……
……はっ!そんなわけないだろが!残業が仕方ない訳あるか!プロジェクトのタスク量多いわ!
自分の意識がジワジワ変わっていたのに気づいたのは、退勤して駅の改札を通る時だった。
「残業いやだ」と口では言いつつ、何となく許して、現状を受け入れるメンタルになっていた。在宅の時はこんな気持ちにならないのに、これがブラック企業の心理か。これは危ない。
もしこの先毎日出社になり、毎日残業することになった僕をシュミレーションしよう。
多分今の心の変化はどんどん酷くなっていって、
①残業は常にあるもので、嫌ではあるけど仕方ない
②業務内に終わらなくても、皆もやっているんだから残業すれば良い
③残業を半ば前提にしてしまうことで、作業効率が落ちる
④結果、残業が増える。
こんなイメージが容易に想像出来た。これは危険である。残業に対する反抗心が奪われてしまう。同じ残業でも在宅と出社じゃ感情が違いすぎる。恐らく僕自身にとっては、出社残業はより悪い影響がある。
ーー次の日在宅で倍の残業になるとしても、出社の時は定時で帰ろ。
僕はそう心に決めるのだった。