葱がすごい限定ラーメン【新横浜ラーメン博物館】
新横浜ラーメン博物館の会員カードは今年から廃止になり、LINEで登録する方式になった。僕は昨年に引き続き年パス所有なのだけど、定期的にLINEに告知が来る。
基本的にはスルー案件なのだけど、ある日の告知が非常に気になった。

ーー葱、醤油?!
実を言うと僕は葱が大好物なのである。地元でラーメン食べる時、ネギを一欠片も残さず食べきってしまうことから「ネギ喰らい」の渾名をつけられたくらいには、ネギが好きなのである。
期間限定?こげなん絶対食べいかんとやろ!しかも1日100食限定?これは見逃せないね!
ということで2月初めの週末。僕は数ヶ月ぶりにラー博に行った。
10時半開場なので、11時くらいに到着。年パスで入場をスルーして、他に目もくれず地下のラーメンコーナーへ。
そこに、明らかに一店舗だけ異常な列ができていた。そう、それはあの葱ラーメンを提供している味楽。なんてこった……限定ラーメンの人気を舐めていた……!
100食なんてすぐなくなるんじゃないか?という不安に駆られながら列に加わる。係員曰く「90分待ち」……終わったか?これ?
ま。まぁ、味楽は普通にラーメンも美味しいし……もし限定売り切れてても美味しいラーメン食べれるから……
イヤでも……頼む……!葱醤油食べたい……!そんな不安と焦燥に心を揺さぶられること50分。ついに券売機まで自分の番がやってきた。
緊張で固くなる指でボタンを押す。果たして葱醤油は…………まだある!セーフ!勝ち!
思わずガッツポーズしてしまう。やったぜ。
その後しばらくして席へ案内される。トータル1時間くらい並んだね。大人気店じゃねーか……までも休日のラー博はいつもこんなものである。
「スープ濃いので飲み干さなくて大丈夫です〜」
店員はそう言いながらラーメンを提供する。……そんなしょっぱいの?家系とかより濃いのかなぁ?

いやぁスゴい!葱で底が見えない!これを待ってた!
では、いただきます!まずはスープから1口。
こ……これは!?恐らくベースは味楽の定番ラーメンのスープ。昆布だしと焼き醤油のハーモニーである。やはりこれだけでも十分美味しい。しかし……その後じんわりと葱の風味。葱油使ってるでしょ、これ。
複雑な旨みである。一言でコレ!って言えないからこその良さがある。
麺は太くも細くもなく、ちょっと縮れている。チュルチュルという擬音が良く似合う。なんかノルタルジックな風味が居るんだけど、こいつが具体的に何なのかはよく分からない。
なんつーか、港町。雪の降る港町の端っこでやってる屋台で出てそうな感じ。心温まる葱油。どこからともなく現れる、存在しない故郷への郷愁。食べれてよかった。こいつは当たりだ。
ーーご馳走様でした。
ノスタルジックラーメンなる名称が綺麗に当てはまるラーメンだった。葱もいっぱいで、僕も幸せいっぱいだ。これが期間限定ということがかなり口惜しい。全然またやってくれるなら食べに来るわ。

おまけ。ラー博は適当なところを切り取るだけでそれっぽい写真が撮れる。昭和味の施設としてもクオリティが高い。