確か1月のある日。友人からDiscordで連絡が来た。
「3月にReoNaのライブあるんだけど一緒に行かない?」
ReoNa……聞いたことはあるアーティストだ。確かReolと間違われがちな、アニメの曲とかよく歌っているアーティストだよね?有名曲すらスラスラ出てこない程度の解像度である。
「僕全然知らんけど、それでもいいなら」
そんな感じで返事した。
そのあとからアルバムを2つほど聞いたりして、何曲かはわかるように準備した。どうやらGGOのアニメから発生したアーティストらしい。個人的にはハッピーシュガーライフのEDがReoNaだったことがビックリした。名前と曲の雰囲気がなんか違わない?
そんなことを思いながら、気がつけばライブ当日。あっという間である。
2時過ぎに横浜に集合。僕を誘った友人に「アルバム1,2枚しか聞けてないけど大丈夫そ?」と聞いたら「え?そんなに聞いてきたん?!」と驚かれた。
いや、それでいいのか……?ちなみに今回の席は立ち見のA列。つまり最前列だ。そんないい席なのに、ほとんど無知の人間を連れて行くつもりだったのだろうか?
物販は並びはしたのだけど、僕は特に何も買わなかった。ちなみに友人は色々買いたいものがあったようだけど、ほとんど売り切れてしまった。可哀そう。
4時くらいから入場開始。A列と言うことでかなり早く入れた。ステージから5メートルもない場所に立てた。スタンディングライブが初めてなのでワクワクしてたらどんどん人が入ってきて、いつの間にか動けなくなってしまった。腕組むのも難しいくらいの密集度。スタンディングってこんなもんなのか……開始前にトイレ行っとこうかと思ったけど……これは無理そう。
そんな感じでモジモジしていたら、いつの間にか開始の17時。いきなり暗くなり、ステージからは轟音のロック。
途端にドン!と押される背中と観客の大合唱。耳を劈く叫び声に思わず気圧される。
一気に前に押されて、1メートルくらいは前に出てきた。これが……ライブの熱気!スタンディングってこういうことか。
最初の1曲は気圧されるままに終わってしまった。しかし、このノリ、乗らない方が負け。知らない曲の方が圧倒的に多いけど、周りの合いの手などを見て合わせる。
するとどうだろう……どこからか生まれてくる一体感。群衆と一体になることで生まれるグルーヴ。これがライブの楽しさ……ということだろうか……?なるほどこれは……曲知らんでも楽しい!
時間が経つのはあっという間だった。一体感の中過ごす時間はとてもよかった。2時間のライブは気がついたら終わっていた。とても楽しかった。
これがよく知ってる曲がいくつもあれば、より楽しかったのだろう。次来ることがあればちゃんと曲全部覚えてこよう。
