4月に入って、新しいプロジェクトに異動になった。そのプロジェクトは大規模案件で数ヶ月後にリリースを控えている。しかし障害が予想以上に出て、品質を担保するために人員増量を行うことになった。そこで白羽の矢が立ったのが僕だったわけである。
プロジェクトというのは大抵、リリース前には残業が増えるものである。これはそれまで居たプロジェクトでも同様だし、別会社の友人の話を聞いても同じようなものだった。
ということで今回のプロジェクトも当然、残業多めである。仕事以外でやりたいことが多い僕にとってはかなり苦痛。さっさとリリース完了しておさらばしたくて仕方ない。
だいたいが8時までは残業。遅い人は10時くらいまで働いていた。しかし、その中に飛び抜けて遅い時間まで働いている人が居た。その人は時計の針がてっぺんを越える辺りまで働いてた。しかも基本毎日その時間まで……である。
それはPM……プロジェクトマネージャーだった。日中の予定を見るとずっと会議。恐らく自分の作業が出来るようになるのが定時後とかなのだろう。その結果いつも24時辺りまで残業している。
いや正直かなり恐ろしい。24時て……ご飯食べて風呂入ったらすぐ寝なきゃじゃん。在宅だからまだマシだけど、出社してたら下手したら終電ないじゃん。ブラック企業顔負けじゃん。
うちは比較的ホワイトだと思っていたけど、PMを見るとそうでもなさそうである。というかうちでこれってことは……よりブラックの所ではもっと酷い可能性もあるということだろう。
そんなん……将来に希望も夢もねぇじゃん。40近くなって峠越えるまで残業して、家に帰る毎日。その往復以外ができる余裕もなく、家族との関係も冷え込んでいく……こうはなりたくねぇなぁ。
この業界で成長し続けたら、あーなるのなら……そりゃ昇進したくないだろうよ。
でも仕事をしない選択肢は普通に生きてたら取りようのない選択肢だ。あ〜夢物語だと思っていたが、fireしてぇなぁ。収入を増やして、不労所得得て、ここまでの仕事はせずとも十分に生活出来る……そんなふうになりたい。
完全なfireとまではいかなくても、今の上司のようにならないくらいの緩く働く選択肢を取れるようにしておきたい。
うん……副業とか……ちょっと真面目に考えよう。そうじゃないと……あぁ、あの状態にはなりたくない。