lothar’s diary

社会人3年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

ルームシェアの部屋選びは選択肢がない

4月半ば、唐突にルームシェアをしようという話がまとまった。即座に部屋探しを始めて、いくつかの不動産に連絡をして、実際に内見も複数見に行った。

2週間ほど動き続けて体感したのはやはり「ルームシェアはなかなか厳しい」ということだ。

これは生活するとか、そんな所についてではなく、シンプルにスタートが難しい。物件を探すのがとても難易度が高いのだ。まず、今回僕は3人でのルームシェアだったので3LDKで探していたのだけど、そんな物件がそもそも多くない。全員の条件を合わせようとすると、そもそも完璧に条件に当てはまる物件なんて、数えるほどしか無かった。そこからルームシェア可なのかどうかという壁がある。

 

部屋探しをしていると「ルームシェア相談」と備考に書かれたものがいくつかある。不動産やってる友人に聞いたところ、「相談はほぼOK」のことだそうである。なのでそう書いてある物件なら問題ないだろうと内見予約したのだけど、実際に問い合わせたらダメということもあった。ルームシェア相談でも、必ずしもイける訳じゃないらしい。

そんで、ルームシェア相談の文言もない所に関しては、ほぼ門前払いだった。ルームシェアと言うだけでNG。各人の属性とか関係なし。それでもOKが出るようなところは、明確に何かしら問題があるような物件ばかりだった。別に金銭的に困窮している訳では無いので、そういう物件は流石にこちらからお断りした。

 

つまり、ルームシェアというだけでほとんどの物件は入居不可になるのである。ある程度想像はしていたけど、ここまでとは……これに関してはどこの不動産も口を揃えて同じことを言っていた。

 

内見をして、今回の話はナシで……となった不動産にオフレコ前提で色々聞いたのだけど、「正直にルームシェアと言って、入らせてくれるオーナーはほとんど居ない」とのこと。その人が見てきた例では、同性婚するという建前でルームシェアするなんて例もあったそう。それってどうなの……?と思ったけど、そうでもしないとルームシェアは厳しい、ということだろう。

同性婚は今現在証明する手段がない、かつご時世的に疑うことも出来ないので、馬鹿正直にルームシェアと言うよりは成功率高いとのこと。なるほどねぇ……

 

少しグレーな事しないと、マトモな物件でのルームシェアは難しいのだろう。ちなみに今回僕らはインターネットを駆けずり回ってルームシェアOKと明言された物件で契約することができた。しかしまぁ……まともな部屋がいいと言うならば、少しずる賢くなる必要があるのかもしれない。怖い世界である。