僕は日常的にVRChatというゲームを遊んでいる。ゲームというよりはアバター被ってコミュケーションしているだけなのでSNSと言ったほうがしっくりくるんだけど、steamのジャンルはゲームなのでゲーム扱いしている。
さてこのゲーム、比較的プレイ人数が多いことやその特性もあってリアルイベントが時たま開催されている。5月の中旬、超メタフェスなるリアルイベントが開催された。
そこではコミケのような同人即売会のブースもあり、VRChatという狭い界隈の有名人たちが出店をすることになっていた。その中の1つに、僕が普段使っているアバターの作者が出しているブースがあった。なんとなしにインターネットに流れて来るおしながきを見ていると、良さげなシャツを販売するらしい。良いな〜と思ったので素直に買いに行ってみることにした。
こういう同人即売のイベントは以前に夏コミに行って以来である。あの時は茹だるような暑さとあんまりにもあんまりな人混みに「二度と行かんわ」と思ったものだが、今回はVRChatだけのだし。まぁそこまで混まんだろ。しかも午後から行こうと思っているわけだし、さらに余裕がある筈。入場待ちなんかなるわけ無いよな〜と思っていた。
しかし……到着した僕の前には人混み人混み人混み……会場へ入る待機列までもが出来てしまっている。う、うわぁ……正直ちょと舐めてた。人間多すぎません?人酔いしちゃうよ〜。
なんて泣き言を漏らしながら待機列に加わる。結局並んだのは15分くらい。まぁ〜思ったよりは待たずに済んでラッキーである。早速目的のブースに向かったのだけど、
「完売しました!」
ブースに貼られたポスターにはデカデカとその文字が。何ということだ。恐れていた事態である。そ、そんな……これでは来た意味がないではないか。までもブースで残ってたものを買ってとりあえず後にする。これも欲しかったモノなので完全な無駄足ではないけれど‥…しかしうーん、残念である。もっと早く来ないとなのか……でも、この人混み。早く来たらもっとすごいんでしょ?多分。うえぇ。普通に嫌だ。人間が多いとそれだけで辛くなるんだから。
その後はせっかくなので会場を一周してみる。相変わらず人が多くて辛さが強かったけど、なかなか面白そうなのもいくつかあって予定外の買い物もしてしまった。
戦利品もいくつもあって正直楽しかったけど、それ以上にやはり疲れるよ。うーん、でもこればっかりはどうしょうもないよねぇ。次はちょっと覚悟決めて参加することにしますか……