lothar’s diary

社会人3年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

祭囃子が夏を煽る

帰り道。土曜の夕暮れ、いやもうすっかり日は暮れてしまったような時間帯。僕は友人と新宿で遊んで、すっかり楽しい気持ちで帰路についていた。手には今日買った漫画。うん、今日もラーメンが美味しかった。

駅から我が家まではそれなりに距離がある。下手すればタクシー使う位の距離だけど、健康のためにちゃんと徒歩で帰るようにしている。まぁ家を出ることの方が珍しいからね。基本在宅勤務だから、ほとんど家から出ないのよねぇ。

 

住宅街の隙間を縫うような道を通る。街頭が道を照らす。スマホをガン見で周りに興味無さそうな男性が向こうから歩いてくる。なんの変哲もないいつも通りの帰り道。

……と、聞き覚えのない音が耳に入る。ドドンドドンと太鼓を叩くような音。どっちから響いているのか分からないけど、なにか、微かに音が聞こえる。

僕はすぐに察した。あ、これは祭りだな?ご近所でお祭りやってるな?しかも太鼓の音が聞こえる程度の距離……よし、折角だしちょっと寄り道してそのお祭り行ってみようじゃないか!インターネットで調べるんじゃつまんない。音の聞こえる方向を頼りに行ってみよう!

 

ということで音を頼りに(恐らく)祭りへ。ほんとに微かに聞こえる音を頼りに移動すると少しずつ音が大きくなっている。十字路に出る度にどちらの方向から聴こえるか判断。聴こえた方に進む。それを繰り返して10回ほど。急に音が止んだ。……あ、あれ?もしかしてもう終わっちゃったのか?そ、そんな……折角ワクワクしてきたのに……

仕方が無いので帰路につく。そんで家もあと少しという所で、今までで一番大きい太鼓の音が聞こえた。祭囃子もハッキリと聞き取れる。もうどちらの方向から聴こえているかは明白だ。僕はいてもたっても居られず、音の鳴るほうへ走り出した。

 

おそらく1キロくらい行った先で、ついに祭りの会場に到着した。どうやら地域の小さなお祭りのようで、出店は町内会だけ、公園の真ん中にある仮設ステージで法被を着た子供たちがリズム良く太鼓を叩いている。そのまわりを円形に人が囲み、踊っている。中には法被、浴衣、普段着などなど……服装はバラバラだし老若男女も色々だ。

周りにはそれを見守る大人。知ったこっちゃないと走り回る子供たち。幼い娘に今風デザインの浴衣を着せた親子連れ。うわぁ、致死量の夏。

 

町内会で売っていたラムネを飲みながら、ぼんやりとそれらを眺める。あんまりにも夏。記憶の奥底に残っている、子供の頃のキラキラした夏だ。あの頃は夏休みが楽しみで仕方なかった。今では夏休みなんて……もう……

そんな童心とノスタルジーを想起させる小さなお祭り。余りにも過剰な夏成分だったので、もうコレで夏は終わりでいいかもしれない。

太鼓の音は未だ鳴り響いてる。うわ〜夏だなぁ。