最近、僕の生活は比較的楽しめだ。
ルームシェア始めたし、仕事も楽しくなってきているし、Youtubeでもやりたいことが出来てきている。数年まで見据えて、今の楽しいをある程度継続できる状態を整えられている。
これまで基本的に「今人生終わってもまぁ、そこまでは楽しめたのでいいでしょ」くらいの感じで生きていたので、正直あまり人生が終わることに対して恐怖感がなかった。
しかし最近は今後の楽しみも計画出来て、これからやりたいこと、まだやれていないことがいっぱいある。そのせいで、ここで唐突に人生が終わったら嫌だな。と思うようになった。
そうなると、途端にじんわりとした恐れが、肩にべったりと貼りついてくるようになる。僕は毎朝ニュースを流しているのだけど、そこでは必ずと言っていいほど殺人事件が流れてくる。動機がある者もあれば、誰でもよかった……なんてのも意外と少なくない。特に事故なんて、故意じゃないものばかりだし、どこでそうなるかわかったものじゃない。
人生が終わる可能性はどこにでも落ちている。それを知らないうちに拾ってしまったらもうそこで人生終わりなのである。そう思うと、生活の至る所に恐怖が潜んでいる。
例えば、お店に並んでいるとき。いきなり後ろの人から包丁で刺されたりしたら、それで人生終わりだ。信号渡っているときに、信号無視の車に撥ねられたら。ビルの屋上で躓いて下に落ちたら。建物に火をつけられたら。人間なんて意外ともろいもので、そんな程度のことで僕の人生は終わってしまう可能性を秘めている。
公園なんか散歩すれば、色んな人とすれ違う。その誰もが僕とは面識のない人間だ。その誰かが万人に対する殺意を持っていたとしても、僕はそれを判断できない。これはあまりにも恐ろしいことだ。日常の至る所で、ひょんなことから人生が終わる可能性はいくらでもあるのだ。
その程度のことで終わってしまう人生なんてものが20年以上も続いている。これは結構すごいことなのかもしれない。僕は神みたいなよくわからない高次の誰かに感謝するべきなのかもしれない。
まぁでも、この人生の終わり方のどれにも共通するのは、人間と言う魂の入れ物があまりにも脆いことに起因することだ。う~ん、早く美少女ロリサイボーグになりたいな。そうすれば誰かに刺されることに恐怖する必要もない。
科学の発展で、簡単に終わらないようにしてほしい。少なくともまだまだやりたいことがある間は、終わりたくないから……早く僕を簡単に壊れない器に入れてくれ。