埼玉県出身の友人からいくつか埼玉のオススメ観光地を教えてもらった。
それを少しずつ回っているのだけど、本日は「角川武蔵野ミュージアム」。所沢市にあるちょっとデカい図書館だ。所沢さくらタウンという商業施設の中にあって、かなりでかめの建物である。
友人曰く、ここのおすすめポイントは「すごい図書館があります。紅白の舞台にもなってました」とのこと。ほ~オシャレな図書館ってのは数あれど、紅白となるとかなり珍しいのではなかろうか?とても気になるじゃん。よし、行きますか。

建物はクソデカい石みたいな見た目。無骨な感じで、どことなく冷たさを感じるようなデザインだ。ミュージアムの前には水場があって、そこでは子供たちが遊んでいた。夏は暑いからね。楽しそうでいいね。
ミュージアム内は1階から5階まであって、かなり広い。4,5階が友人の言っていたオサレ図書館らしいので、まずはそこに行ってみることにする。
4階で入場の説明を受けて、図書館へ。

……図書館?
なんというか……本の迷宮?そんな感じで広い空間なのに所狭しと感じる配置で本が陳列されている。凸凹が何かオシャレさを感じさせるのだろうか……?
一応エリアごとに本のジャンルはまとまっていて、本当に普通に本を読むことが出来てしまう。貸し出しは聞いた感じだとやってなさそうだけど……この場で読む分にはいくらでもOKらしい。
だが、僕はここで本を読むことが出来なかった。なんかね、本の本来あるべき姿である知識を得るためのデバイスと言う部分ではなく、インテリアや装飾としての役割が前面に出てきているような気がして、触れなかったんだよね。図書館と言うよりは、本の博物館……みたいなニュアンスの方が正しいかもしれない。

近づいてみるとこんな感じ。本の積み方も縦だったり横だったり……特に法則性のあるようには見えない。ゆえにそういう装飾と脳が認識しちゃうんだよね。カフェの装飾で置かれている装丁のオシャレな本の究極系みたいな感じ。までもすごい映えるのは間違いないと思う。

図書館の一角に「荒俣ワンダー秘宝館」という色んな珍しいものを集めたブースがあった。ここはなんか不気味と言うか……ADHDのトレジャーハンターの部屋みたいな雰囲気で、一つ触ると途端にすべてが崩れてきそう。しかしそれらの並びが自然と展示物を魅力的に魅せてくれる。個人的にはこの部分が一番面白かった。

骨やら化石やら謎民族の謎衣装やら……展示物には特に統一性が感じられない。逆に統一しないようにしているようにも見える。知的好奇心を刺激するにはこれほど適切なものはないよね。
個人的にはこの間奇石博物館で知ったテレビ石があって興奮した。あと構造色の蝶々の標本の色が異常に綺麗だった。以前仙台で訪れたカメイ美術館の蝶でもここまで鮮やかな構造色はいなかったかもしれない。恐らく状態がかなり良いのだろう。

宝石……?本物なのかな?
この横に偽物の化石として展示されているものがあったので、思わず疑ってしまう。いや、本物だったら価値としてものすごいことになるんじゃないの?よしんば本物だったとしても、ダイヤっぽく見える安い鉱物とかなんだろうな、多分。でも綺麗で思わず足を止めて眺めてしまう。
思ったよりも荒俣ワンダー秘宝館が楽しくて長くなってしまったので、残りは明日で。ここだけで色んな興味のバラエティをカバーしてくれるので、この時点で来てよかったと思いました。
関連
仙台のカメイ美術館