僕の心にずっと残ってるアニメの1つが「PSYCHO-PASS」である。学生の頃に見て、その世界観とキャラクター達のかっこよさに魅せられた。引用で会話するのはちょっと学生の僕には刺激的過ぎて、中二病を加速させたのは言うまでもない。3期まで続いていて、人気作品となっている。
この作品の3期は、正直に言って謎が多いまま終わっている。回収されない伏線も多くて、敵だけなんかスッキリして終わってて……すっごいモヤモヤしたまま終わってしまったのをかなり鮮明に覚えている。続きは映画でって感じで、待つのもやだなぁ……みたいな気持ちになっていた。
結局モヤモヤのまますっかり忘れてしまって数年。完全に忘れていた先日、NetFlixでその映画を発見した。ふとそんな記憶を思い出して、見てみることにした。
――以下、ネタバレ感想アリ。
さ、雑賀先生ーー!!!!?!?!?!?
なんでなんで~!2期が面白さを保てたのは雑賀先生のおかげなのに~?!そんなあっさり~~???!噓でしょ~!!!!!!!
と言うのが最大のビックリだった。メインキャラが死ぬとこれが本編って感じがひしひしするよね。毎回推しが死ぬんだけど……なんで?
そんで3期キャラも結構出てきますね。敵かと思ったら3期主人公タッグの兄だったりして……この人絶対いい人じゃん。引用会話もできるし絶対賢い人だ……
そんでシレっと狡噛いるし……花城がいつの間にかいる便利キャラすぎるんだよなぁ。狡噛すぐ呼んでこれるし……もっとなんか……いや、朱ちゃんとはこんな感じか……狡噛さんとはどのタイミングであってもこんな感じなんだろうな……
そんでギノ!ギノ、なんだその髪は!エッチな男になりやがって!横顔がスケベすぎるだろ!……その義手強すぎんか?
――というオタクの感想は一旦ここまでにして、ちょっと話の内容に触れていこうと思う。
シビュラによる完全な支配と、人間の理性ともいえる法の存続。その2つの対立が背景にある。朱ちゃんは法の存続側。まぁこれまでに免罪体質に代表されるシビュラの穴を見てきているからそれも当然だろう。
しかし、世論も敵も、目指す先はシビュラによる完全な支配。朱ちゃんは事件の中で、それに反抗する手段を探し続けていた。
そして絞り出した法の存続のための行動が、朱ちゃん自身が公衆の面前で殺人を行うことだった。朱ちゃんは免罪体質ではないが異常なクリアカラー。それをしても犯罪係数は上がらない。彼女自体がシビュラシステムの穴として世間に曝されることで、法の必要性を説いた……ということになる。
考えさせられる終わり方。シビュラというディストピアの未来に想像力を働かせる必要がある。
そして、この結果が3期につながる。朱ちゃんが雑賀先生の部屋にいた謎。慎導父の死の真相。全部この映画で分かる。3期見る前に見ちゃったらもう謎なんもないぞ……
これだけならかなり面白いゆえに、3期が蛇足になっちゃった感じがある。それが逆に残念である。