前回失敗したビスマスづくり。鍋の大きさと待ち時間のミスにより、あり得ないくらい大失敗したのだが、その失敗から僕は学んだ。次こそうまく結晶を作って見せる。

まず改善点その1。
雪平鍋は解雇して、カップを2つ用意した。これでも少し大きいかもしれないけど、間違いなく雪平鍋よりはマシなはずだ。そして2つ用意したのは、ある程度固まったら液体を流しださないといけないから。なので、そのための容器も必要になるのだ。つまりこのための容器を用意していなかった前回は待ちすぎなくても失敗していた……と言うことだ。

前回と同様に溶け始めるのはすぐ。どろどろ。この中に入っていくことがあれば、「I’ll be back」って言いながらサムズアップする必要があるだろう。
しっかり溶けたら、火を止めて固まるのを待つ。今後は目を離さずにじっくり固まっていくのを眺める。ちょい揺らして、所々固まってきたな~と思ったら液体をもう1つのマグカップに流し込む。ヤケドだけしないように気を付けて注ぐ。
注ぎ切ってマグカップの中を覗き込むと……

なんかいい感じになってる!
綺麗な色になっている箇所が多層構造のビル街みたいな結晶になっている!よし、あとはこのカップから取り出せれば……
うん?カップから全然取れない。どんだけ叩いても全然出てこないんだけど……ひっくり返してガンガン叩いても取れる気配なし。でもカップのまま保存するのは流石に半ば失敗みたいなもの。根気よく叩き続けると、カップの底がへこんでベコンベコン言うようになった。
これならワンチャン取れると思って叩き続ける。するとゴン、という音とともにカップが軽くなる。持ち上げるとカップの底から綺麗にビスマスが取れていた。

取れたまんまの姿。
ディストピアの都市を連想させる結晶群だなぁと思ったので、背景にはディストピアSF小説である「華氏451度」。色は人工的に出来てそうな青色。まず自然界では見ないやつだ。
他の色も固める時間とか、ペースを調整すれば出せるらしい。意外と奥が深い。

一番いい感じの結晶塊。人差し指の爪くらいのサイズである。輝き方がまさにビスマスのそれ。これはとりあえず成功と言っていいのではなかろうか?まだまだ改善点はいくつもあるだろうけれど、一旦はうまくいったと言っていいと思う。
とりあえず成功したので、これで満足!この丸い結晶群は部屋に飾っておこうと思う。
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前回のお話
この内容動画でも上げてます。