僕の推しVtuberである敷嶋てとらを知ったきっかけはあるVlog動画だった。銀座の昭和から建ち続けているビルに行く動画だった。「奥野ビル」という名前で、今はアトリエやギャラリーがいっぱいある、アートの発信地のようなビルになっているらしい。物凄いレトロな雰囲気で良かったので、いつか行ってみたいなと思っていた場所だ。
先日、休日に銀座に行く機会があり、折角なので立ち寄ってみることにした。東京駅から歩いて、そのビルを目指す。
銀座のレトロとモダンが入りまじる街を楽しみながら歩いていると、唐突に時代が2つくらい前の建物が現れる。

外観知らなくても「これだ〜!」と声が出た。一つだけ明らかに違う。
まず色が違う。周りのビルにはない重ねがけされたような色。この色が僕に歴史を語りかける。凄い。このビルが建てられたのが1932年(昭和7年)。2025年から数えると93年前!!それって建築法やらコンクリートの耐用年数なら的に大丈夫なの?!これが普通に使われていることがまず凄すぎる。この時点でワクワクがすごい。

「奥野ビル」の銘板。ここだけ切り取ると普通のビルに見えるけど、全体像はかなりレトロ。退廃的な感じが大好物だ。
中の写真は今回はなし。張り紙で「商用撮影はNG」とあったんだけど、なんかネットみたら「そもそも撮影NG」ということを言っている人が多かったので、念の為写真は無しである。
中もところどころに古さがあって物凄いのだけど、特筆すべきはエレベーター。なんと扉が手動で、階を示すのが針である。イギリスの映画とかで見たことあるやつだ。この手動ドアがかなり重くて苦戦した。でもこの体験は他では中々できない貴重な体験である。
各階の部屋にはギャラリーやアトリエが入っている。この一つ一つをじっくり眺めるのがとても楽しかった。自分にも良さがわかるものもあれば、何を表現したいのか分からないものもあった。ただそれも含めてアートなのだろう。下手な美術館より芸術を体感できるかもしれない。
たっぷり2時間くらいかけて1番上の階まで見廻る。最後はエレベーターで降りて終了。
かなり楽しいビルだった。ビル自体の昭和の古びた雰囲気がまず良いし、にも関わらず最新のアートに触れられるちぐはぐさが楽しかった。入れない所も多かったし、当時そのままの姿を残した306号室には入れなかったので、これはそのうちリベンジしたい。このビルが残っている間に、もう一度来ないとね。
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