— Lothar@VRChat (@lothar_vr) 2022年7月22日
このツイートの写真は、全国チェーン店である「はま寿司」の一角で撮られたものだ。
母親のおごりということで大食い大会をやってきたのだが、かなり驚く要素が多かったように思える。
まずもって、
寿司回ってねぇじゃん！
この一言に尽きる。
そう、寿司回ってなかった。全部注文して、注文したものがレーンに乗って流れてくる形式だった。回転していた面影はあれど、回ってなかった。
もう、「回転寿司」と呼べなくなってしまった。もはやはま寿司は、回らない寿司になってしまった。
回転寿司って名詞は「寿司遊園地」や「ファミリー寿司」とかに変えた方がいいかもしれない、だって回んないんだもん。改めて考えてみればほとんどタブレットで注文してたし、回ってる寿司はぬるいし、なんか衛生的にどうなんって感じだったし、回ることに一切のメリットはなかったけど、そこに寿司が回っていたから回転寿司だったのだ。
回転寿司は「回る」というアイデンティティを失った。これも時代の要請かもしれないし、正直そっちの方が合理的だしそれでいいとおもうけど、ちょっと寂しさが残る。
回転寿司は数年後にはもはや元ネタが分からない名詞になっているかもしれない。野獣先輩由来のネットミームが元ネタの分からない状態でパリピに使われているように、子どもたちが回ってない寿司屋を称して、何故そう呼ぶのかも分からずに「回転寿司」と言っている未来がありえるのだ。
