連日続いている東京国立博物館に関する記事もこれで最後。平成館を出た時間は午後4時前。時間的にあと1箇所回れたらいい方だろう。
そういうわけで選んだのは東洋館。別名「アジアミュージアム」
本館、平成館は日本の文化物の展示だったが、東洋館はアジア全体の展示らしい。大英博物館的なノリなのかな?
1回から吹抜で上に上に展示を見ていく感じだった。前二箇所と同じように、気になった展示(写真撮影可のみ)を画像付きで紹介していく。
まずは入って最初にある腕のない像。
これ結構でかい。中国の像が沢山飾られてたからこいつもその一種だと思う。
腕の空洞に神秘性を感じさせる。
中国石像シリーズ第2弾。
次は座禅してる?やつ。腕はもともとあったのが壊れてしまったのだろう。浮いた左手には力が宿ってそう。
石像その3。
「なんかあれエジプトっぽくない?」と言いながら近づいたらほんとにエジプトだった。あれ?アジアミュージアムじゃなかったっけここ?エジプトってアジア……?
オリエントまでなら西洋から見りゃ東洋なのでまだ分かるけど、エジプト……まぁギリ、アジア判定……?
ミイラ。
え?本物?レプリカ?どちらにしろミイラの展示を見るのは初めて。率直に言えば死体なんだけど、不浄に感じるはずのものに神秘性を持たせるのは古代エジプトパワーなのだろうか……
骨製簪。
これは中国の。簪は好きだけど、これはなんか呪われてそう。呪術廻戦で、呪物として出てきても驚かんよ。
鳥頭型石器。
中国産。ペストマスクを思わせる石器。石器っていう実用的なものにこういうのデザイン施すのってあんまり見ないよね。くりくりおめ目は深淵を覗いているようにも思える。
駱駝。
カラフルー!たしかこれそれなりにでかいのよな。なんかこういう駱駝は西遊記を連想しちゃうね。
シャガイ。
羊の骨?で行う占いらしい。ガラガラ振って、出た形で占うんだって。ちなみに僕は最高の運だった。一緒に行った先輩は逆に最悪だったけど。
石窟寺院に書かれたものを写したやつ。
これが彫られてる石窟寺院スゴすぎんか?写真じゃ伝わらないけどクソでかい。あと拡大すると文字はちゃんと読める。
なんか細い像。
奥の方にひとつ、ひっそりと展示されていた。なんで君だけそんな仲間はずれみたいな展示なん?なんかあった?
最後はこれ。遠目から見ると何も書かれていない石版。
しかし近づいてみると……
きちんと文字が書かれていた朝鮮のものらしい。結構綺麗な字体。
--時間が1時間しかなくて、急ぎ足での見学になってしまった。海外の色んな展示、特に中国のものが多くてとても楽しかったよ。
ここからは東博全体の感想。
正直、「これ1000円でいいんですか?!」の連続だった。教科書で見た事あるの沢山あるし、色んなものを網羅的にみたいなら間違いなくオススメの博物館。1回は行く価値あると思う。
そもそも東博のある上野には動物園もあるし、今回は行けてない神社もあるので、また来ることになりそう。法隆寺宝物館は今回行けてないから、どっかの機会で行って見たいね。