lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

食べ物が3秒ルールなら人生は10秒ルール(やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ)

今回はこの本を読んだ感想

 

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まぁ、タイトルからわかる通り「先延ばしする人」に向けたハウツー本みたいなの。

僕も例にもれず、先延ばしにして後から大変な思いをするタイプの人間だから、このタイトルが気になって読んでみた。PrimeReadingで無料だし。

(PrimeReadingはアマゾンプライムの会員なら自動でついてくるサービス。なんかいろいろ電子書籍読める)

 

サクッと読んでみて覚えていることはぶっちゃけ、

 

10秒で出来ることをやろう!!

 

ってことだけやんな。

……いやもっといろいろ役に立つ情報が心理学も踏まえてめちゃくちゃ載ってたんだけどね!もうこれが刺さりすぎてこれ以外ろくに覚えてないの!

 

と言ってもこれだけじゃ「10秒?それで出来るならなんも苦労しとらんわ」ってカンジだと思う。僕最初そう思った。

まず前提として、「やる気は行動したら起こる」という原理がある。こういう本とか、意識高い人が良く言っているこの原理、心理学的にも明確なことだから疑う余地はないんだけど、「それができたらこの本よんでねーよ!!」ってなるのは、先延ばし癖のある人がこういう本を読むときのあるある。

 

この「10秒で出来ること」ってのは、そのまずやってみるをやるための具体的な方法である。

というのも、「やることを10秒で取り掛かれるくらいに細分化しよう」ということ。

例えば、英語の勉強する!ってタスクがあったとする。

それをどんどん細分化していって、まず10秒で取り組めるところまで細分化する。

英語の勉強する→単語を覚える→単語帳を音読する→単語帳を開く

みたいに。

 

単語帳を開くだけなら10秒で出来る。10秒で出来るなら「別にやってもいいか」となる。一回開くとなんかちょっと読んでしまう。そのまま流れでお勉強してしまう!!!という流れだ。

なので、やることリストを作っている人は「単語帳を開く」とタスクに書いておく。

まじでこれだけ。

 

そんだけ?って思うかもだけど、これ結構効果あるね。

特にやることリストに10秒で出来ることを書いておくところが。

「英語の勉強する」ってタスクに書いてあったら、まずは単語帳を開こう!と思ったところで、「まぁ一時間くらい勉強しなきゃね」ってところまで覚悟を決めてやらなくちゃいけない。だってそうしないと英語を勉強したことにならないし。

けど、「単語帳を開く」ってタスクなら、単語帳を開くだけで最悪良いわけで。そのあと勉強してもしなくてもいいのだ。マジで開くだけで別に終わってもいいのだ。最終的に1時間勉強しなきゃいけないとしても、そう思えるだけで取り組むことに対する心理的ハードルが段違い。

 

これがかなり効果的過ぎてビックリしてる。いやなんか、目標を決めたらそれを細分化してくといいよ。そしたら具体的になってやる気出るよ。みたいなのをよく見るけど、これはあんまり僕に響かなかったんだよね。

けど、10秒レベルまで具体的にしてしまえば、さすがに怠け者の僕でもやってみるか、となる。最初からめちゃくちゃ詳細に全部決めとく必要はない。とりあえず10秒で出来る最初の行動を決めておくだけ。これは今までのハウツー本と違って効果あるなと実感できた。

 

いやもちろん、この本には他にもいろんなやる気を起こす方法があるよ!ただ僕に刺さったのがこの10秒ルールだったってだけ。人によって刺さる部分は違うだろうからぜひ読んでみてほしい。37個もコツがあるわけだしね。少なくとも適当なインフルエンサーの投稿見てるよりは有益になると思う。