lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

終わりは晴れず。満たされず

卒論発表が終わったその日の夜。僕は学友たち数人と「卒論発表おつかれの会」として、居酒屋にいた。僕は研究室に顔だしてないからそっちの飲み会は行くに行けない……というか教授がそういう人じゃないからそもそもなかったし、それならということで、仲良かった友人と勢いで誘った数人で飲み会。

ぶっちゃけ僕は学部の友達ろくな奴居ないので、飲みのメンバーは1人を除いて、通称「そんなに仲良いわけじゃないけど挨拶のテンションが高い現象」が発生した相手である。つまりノリと勢いの飲み会だ。

内容はまぁみんなの卒論発表、他の学友の状況、教授陣に対する弄りとか。ぶっちゃけ教授弄りがいっちゃん面白かった。久々に腹抱えて笑った。僕もなんとなーく相手の近況とかをインスタで把握していたので置いていかれることはなかった。普通に楽しかったねー!って感じで、1次会で解散。まぁ、確かに楽しかった。

 

ただ終わって家に着いて、シャワー浴びて歯磨いて、一息ついて改めて思う。

終わりかーこれで。僕の4年間はこれで終わりかーー

そう1人で呟いて思い出す。劇的でもないし、基本ゆるーく頑張っていた4年間。なんだろ、終わったのに「やった終わったー!」って達成感もない。入学当初から親に「ちゃんと卒業出来んのか?」と言われるくらいの素行だったので、卒業は個人的には頑張ったと思うんだけどなんか晴れない。

これが燃え尽き症候群か……なんて思ったけど燃え尽きるほど頑張ってないし。消化不良のまま問題解決したみたいな。言い合ってたら「あーはいはい私が悪ぅございました!これでいいでしょ!」って言われて会話終わったみたいな。そんな感じの心の晴れなさ。学友達ともゆるっと別れたし、大学も「なんか来年度からも通ってそう」って気分で帰ってきたし。全部が締まらない。

4年間捧げたのに、先の進路が決まっただけでなんも満たされちゃいない。高校とかは「終わった実感はなかったけど満たされてはいた」と思うんやけどな。何が違うんやろ?

 

せっかく終わったのに心は晴れないし、特に充足感もない。なんとも虚しい限りである。