lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

ハロー希死念慮

卒論発表が終わって、あとは大学卒業を待つだけの身である僕は、今まで散々「終わりって気がしない」「開放感もないし満たされてない」「ゆるっと終わってなんか気に入らない」旨のことを言っていた訳だが、ずっと取り組んでいた卒論が終わったことで、「肩の荷が降りた」という感覚はあった。解放感と言うよりは安堵感に近い、無事終わって良かったー!という感情。

そうやって今までずっとかかり続けてきていた負荷が無くなると、余計なものが顔を出す。

 

やぁ!元気にしてたかい?僕は希死念慮

 

って感じで、心の奥底に沈めておいたものが浮き上がって来るのだ。

今ここで死んだら、心地いいよって。知らない誰かが語りかけてくるように、死に誘う。まぁ死自体に、と言うよりもそれに伴う安樂に誘う声だ。

正確に言えばこれは希死念慮では無いのかもしれない。「死にてー」ではなく「終わりてー」なのだ。今ちょうど区切り良いし、ここでついでに人生も終わっときてー、みたいな。

VRCHATでフレンドに撫でられながら、うつらうつらとしていく意識で、「あ、ここで自分の喉元でもカッ捌いたら心地よく終われるかなー」って。そんな感じで死と言うよりは終わりたいって感じ。

 

ここ数日はずっと「ねぇーここで終わんなくていいの?絶対心地いいよ?続けるを選択するなんて後悔するよ?」って囁く誰かがいる。卒論のタスクは正直めんどくさい、だるい、でも色んな人に協力してもらったからテキトーなものは出せないとゆるーく頑張っていただけだけど、今思えば僕のネガティブ感情を抑えてくれていたのだろう。仕事が始まればそれに忙殺されて、希死念慮くん出てこなくなるのだろうか?だとしたら4月まではずっといんの?コイツ。だる。邪魔すぎやろ。

 

少なくとも僕はこれから上京&就職が決まっているのでほんとに終わることはないだろう。楽しいことなんもなくなったら死ぬが理念の僕なので、これからに楽しそうなこといっぱい用意しとけばそうそう死にはしない。やってもリスカまで。

だとしても、希死念慮くんを祓えるほどではないので、この子もしばらく僕の心の中に居候するつもりだろう。

春休みはゲームでもしてコイツから目を逸らしながら生活することになりそうである。短い間だけどまたしばらくよろしくね、希死念慮くん。