アメツチテラスを出て、中華街のメインストリートである中華街大通りを避けて、関帝廟通りに入る。
こっちは大通りと比べて人が少なく、少し落ち着いた中華街の姿が見られる。
さて、どこに入ろうか?なんて思いながらぶらついていた僕らの目に止まったのは、締め切られたお店。
どうやら中に人はいるみたいだし営業中ではありそう。面白そうな小物とかありそうなので入ってみることにした。
Googleマップ曰く、tef-tefという名前のオリエンタル雑貨店らしい。
店内の写真は撮ってないけど、タイのなんかの部族の伝統民芸品みたいなベルトとか財布があった。結構な金額だけど、独特のセンスが光る一品。僕は好き。
そうして物色しながら奥の方に来て、僕は目を疑った。
いっ、犬おるやんけ!店内に犬おるやんけ!
この暑さでバテきっている大型犬は、このお店の看板犬であるジョビン君。なんと御歳15歳の高齢犬である。
そりゃおじいちゃんにはこの暑さはこたえるよな。ゆっくり休んでておくれ。
そしてもう一匹。こちらはロコちゃん。年齢忘れちゃったけどまだまだお若いはず。結構元気でこっちをガン見してきた。可愛い。
この子らは普段は外に出て看板犬をやっているそう。でも今日は暑すぎるからね。
雑貨は他にない可愛いのが多いし、看板犬もいる雑貨屋さん。おすすめです。「また涼しくなったら来ますね!」って言っておいた。
さっきの雑貨屋で「ここの横にある喫茶店にもぜひ行ってみてください」とのことを言われた。まぁ、お昼休憩にはちょうどいい時間だし、次はそっちに行ってみる。
酥の宮という2階にあるコーヒーショップ。
スイーツも楽しめるコーヒーショップだそう。いかにも、おしゃカフェって感じの雰囲気である。
おしゃカフェなのに昼過ぎの時間で入ってすぐ座れるのもグッドポイント。東京だとまず座れねぇからなぁ……
ここで僕が頼んだのはプーアル茶(もち米香り)とお菓子で塩漬け卵月餅。
月餅というのは確か中国のお菓子で、まー和菓子みたいなもん?
確か旧正月に食べるんじゃなかったっけ?間違ってたらごめん
到着〜。
意外とプーアル茶がでかい!月餅はシンプルね。
ではいただきます。
プーアル茶って多分初めて飲んだんだけど、なんだろう……イネ科の植物の凝縮ジュースみたいな?風味がする。素朴なホロホロした感じの味?んー、表現するにはまだ語彙が足りないね。
月餅の方は、めちゃくちゃ崩れる。多分水分がほとんど入ってないお菓子。和菓子のようなほんのり感じるタイプの甘さ。あと塩漬けの卵黄が入ってて、これがクソ硬い。最後にそれだけ残ったけど、フォークが刺さらなかった。
仕方ないので、一口で食べる。……思った以上にしょっぱい!いや、塩漬けゆーてるから当たり前だけど、しょっぱいね。トータルで甘味という感じのお菓子ではなかった。
ちなみにこのカフェのポイント高いところは、中華街なのに接客がまとも。だいたい本番中国に習った接客のところが多い中、ここは丁寧な接客だった。これは中華街では貴重なので、かなりおすすめである。
酥の宮を出て、時刻は16時前。
さて、もう少し服を物色するとしますか!