lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

回転寿司はご馳走だったのに

先日、就職をしてから初めて回転寿司に行った。最後に食べたのはいつだっただろうか……多分2年くらい前だったと思う。先輩に奢ってもらったのが最後だったはずだ。

回転寿司は別に嫌いでは無いし、むしろ色んなもの食べれるから好きな部類だ。でも1人で行くことはまず無い。

 

これが何故かって言うと、「ご馳走」ってイメージが染み付いているからだ。小学生の頃とか、誕生日のお祝いのご飯と言えば回転寿司、ステーキ、ブッフェ……そんなイメージ。ご馳走となると、なかなか食べに行くことが出来ない。いや、物理的には全然行けるんだけど、「そんなご馳走を普段から食べていいんか」って精神的なロックがかかる。高級なものっていう幼い頃のイメージがこびりついて離れない。

--と、そんなわけで僕は回転寿司に一人で行くことがなかった。っていうか今後も一人で行くことは無いだろう。

 

なんだけど、友達といる時はそのハードルが下がるのだろう。特になんの抵抗もなく回転寿司に行った。

幼い頃には出来なかった、好きなものを好きなだけ食べるスタイルを実践。とっても幸福です。

 

食べ終わってお会計。一人2000円もしなかった。

これが僕にとってはかなり衝撃だった。別にそんなに高いものではないし、それは知ってたんだけど……なんというか。安いな。

僕が1回飲みに行くより安い。そう、過去の僕のご馳走は今の僕の日常の一食より安いのだ。色んなところで「大人になっちゃったな……」なんて思うことはあったけど、今回は今までの比じゃない。ご馳走というイメージがあったものが、普段の一食より安いなんて……価値観のアップデートにしても大きすぎる。

昔、父が回転寿司のレシートを見て「高いな……これじゃまだ回らない寿司には連れて行けないな」なんて言ってたのを思い出す。でも「飲み会で部下の分も出さなきゃで大変……」とか父がボヤいていたのも覚えている。同じ大変でも(子供の割には)というのが前者にはついていたのだろう。そう、子供にしては一食2000円は高かったのだ。

今、父とご飯に行ったら飲み屋にでも行くのかもしれない。そうしたら、後者の意味で大変になるのだろうか……?

 

--大人と子供の違いを感じた、そんな回転寿司体験でした。