鯛である。
だいたい30センチくらいの鯛である。今日釣り堀で貰った鯛である。とっても美味しそうである。午前中に釣って、すぐさま〆て、氷につけられていた超新鮮真鯛である。
今日はこいつをこれから捌いていく!
ちなみに真鯛の捌き方に関しては3年くらい前に1人で捌いてみたくなって朝市で真鯛一匹買ってきて捌いたことがあるので問題ない。
今日のメニューは刺身、あら汁、鯛めしだ。
まずは鱗を取っていきます。包丁でガリガリやったら取れます。でもそこら中に飛び散ります。飛び散るのが嫌な人は鱗取りの道具を使いましょう。
ちなみにあら汁作るなら頭の方までしっかり鱗を取っておいた方がいい。じゃないと鱗だらけスープになる(1敗)
次は頭を落として、三枚おろし。
内蔵はきちんと取っておきましょう。残していいことないです。血合いも同様です。
ちなみにここでびっくりしたんやけど、まず内蔵脂肪がすごい!内蔵より脂肪の方が多いんじゃないの?!ってくらいの脂肪。うわぁ……ドスケベですね(?)
身の方も切ると包丁に脂がビッシリ。釣り堀の鯛だから貧相な身をしてんだろうな、と思ってたけど全然そんなことないね。逆に天然より美味そうまである。
3枚におろしたら身は水気を拭き取り冷蔵庫へ。身は少し寝かした方が美味いです(1敗)
あとはあらを鍋にぶち込んで火を!
沸騰してきたら、浮いてきたアクを取る。んで、醤油、料理酒、塩。これだけで良い。あとは鯛出汁がいい感じにしてくれる。
しばらくしたら冷蔵庫から身を取り出して、半身は鯛めしに、もう半身は刺身に。
刺身の方は半分は皮を引いて、もう半分は皮目にあら汁をかけてから刺身に。
どーよ。見た目は微妙?美味けりゃなんでもいいでしょ!
次は鯛めし。米に半身をそのまま乗っけて、醤油、料理酒。あとは生姜があると臭い消しにいいんだけど、なかったからそのまま続行。
どーよ?さすがにこれは美味そうでは?まぁ実際美味いんすけど。
最後にあら汁。ご飯の前に温め直す。
頭そのまま1つぶち込んだあら汁ですわ!もうちょい醤油少なくても良かったかも?見た目の色濃すぎるな。
では、いただきます!
まずはあら汁。……あのねぇ、こんなん美味いに決まっとるやん!鯛出汁強すぎる!いい香り!身に染みる!そんで頭の肉もね、プリプリなんだよ。美味すぎるんだよ!
鱗は細かくとって大正解。お頭使うならちゃんと鱗取りましょう。
次は鯛めし。
ぶっちゃけねぇ、米はふんわり鯛の香りするご飯って感じ。まー、普通に美味しい。
驚いたのは身の方。もープリプリかつ脂のってて最高!鯛めしの身が多分一番美味かったと思う。
最後に刺身。
待っっっったく臭みなし。シンプルに美味い。
あと、あら汁かけたやつの方が身が引き締まって美味いね。鯛は身がほぐれやすいイメージあるので、身が引き締まるとマジで良い。うますぎて足バタバタしてました。いや、下手な飯屋で食うより何倍も美味いよ、ほんとに。
あっという間にご馳走様!
バリバリ美味かったよ。脂乗りすぎてて最高でしたね。釣り堀の鯛もいいもんだね。これまで食べた鯛で一番美味かったかも。