僕がブログの毎日更新を始めてからもうすぐ1年半が経とうとしている。
このブログを読んでいるような友人には「毎日更新ってまじ凄いね。俺にはできそうにない」と言われるが、慣れてしまえばどうということは無い。日常のルーティーンになってしまえば、苦痛とかなくてそれが普通になる。
何食べたとか、どこいったとか、どう思ったとか……自然とそういうのをブログにアウトプットしようという思考になる。まぁ5分でパパッと書けるようなものでもないので、それなりに時間的に厳しい時はあるけど……
ただ、そういう思考になるとどこ行っても「あ、これブログになるな」というのが付き纏う。友達と遊んだ帰りに「今日1日遊んだ分で3記事くらいかけるな」とか、自然に考えている。
以前友人と遊びに行っている時、移動中の雑談としてそんな話をした。
つい考えちゃうんだよね〜。あ、いや、ブログ書くために遊んでるわけじゃないよ?!遊んだら自然とアウトプットするというか……
そんな僕の語りを聞いていた友人は「分かってますよ」とクッションを入れ、
「なんかもう、『仕事』みたいですね」
と感想を口にした。
「仕事してない時でもつい仕事のこと考えるってありますよね。デザインの仕事してると日常で見るデザインを仕事絡めて考えてしまう……みたいな。なんだかそれと似ていますよね」
僕が疑問符を浮かべているのをわかったのか、追加で説明してくれる。
いやいや、言っている意味は分かるんですよ?でもブログが日常に入り込んでいる僕の姿は、客観的にはそう見えるのか、となんだか感心しただけなんです。
自分はそれを仕事のようであると感じたことも無いし、客観的にどうとか言われることもなかったからすごく新鮮だったよね。
「仕事かぁ……」
--なんて思わず呟いてしまうくらいには新鮮だった。
確かに毎日更新のためのストック無くなってきたら「そろそろ書かないとな」とか思うわけだし、もしブログを書くことで生計を立てていたなら、それは仕事足りえるだろう。
でもそこに仕事をしているという認識はないし、楽しんでやっている。
これが実際の仕事でも同じように出来るなら、それは最高の仕事かもしれない。
仕事に苦痛がないわけだから、それほど幸福なことはないだろう。まぁ僕は比較的それに近い仕事が出来ているのだろうけど、まだブログ書くことと同じレベルで日常に溶け込んで、楽しんでいる気はしない。
数年後にはそんな仕事が出来てたらいいな、とぼんやり思うのであった。