lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

足の角質食べる魚

ドクターフィッシュというお魚をご存じだろうか?

 

ドクターフィッシュDoctor fish )は、コイ亜科の魚ガラ・ルファ(学名:Garra rufa )の通称である[1]

水中に人間が手足などを入れると、その表面の古い角質を食べるために集まって来るとされる。古い角質を安全に除去できるため美容や治療に役立ち、角質を食べる刺激が神経を活性化すると言われている。

Wikipediaより引用。

 

まぁつまり角質を食べるおさかなである。旅行地にたまにいて、観光客の足の角質を餌にぶくぶく大きくなっている。魚は餌を食べられて、店はお金を稼げて、客は角質を食べてもらって足がきれいになる。一石三鳥のビジネスを提供するおさかなである。

小学生の頃、一度だけこいつらに餌をあげたことがある。どこかの温泉地にあって、興味本位でやってみたけどくすぐったくて時間いっぱいできなかった。

 

そんな過去の記憶を思い出したきっかけは横浜中華街の一番デカい建物。その2階である。トリックアートのミュージアムを出たところで、ドクターフィッシュの餌やり体験がやっていた。

水槽に足をつけて餌やりをする金髪外国人ニキをぼんやり眺めながら過去の記憶に思いをはせていると一緒に来ていた友人が「やってみる?」と聞いてきた。

僕は少し悩んで「1500円以下だったらやろう」と答える。看板見たら10分1000円だった。思ったより安くないか?

 

受付のお姉さんに一通り説明を受けた後、まずは足を洗う。やっぱきれいな足じゃないとだめだよね。水槽に毒素を入れるわけにはいかないので念入りに洗う。

ドクターフィッシュの水槽は小さいのと少し大きいのに分かれていた。どちらがいいかなぁと少し考えたのだが、小さい方は金髪外国人ニキとそのファミリーがいたので大きい方に行くことにした。

改めて近くで見ると、全然手の平サイズあって、しっかり魚である。鱗がキラキラと照明を反射して光っている。すごい魚。もしかしたら角質食われるの痛いか……?と少し心配になる。

 

恐る恐る足を入れると、魚たちは何も恐れることなく寄ってきた。

 

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足のいたるところに食いついてくる魚たち。特に痛いことはないけどくすぐったい。大きめやつだともにょもにゅと口が動いているのが分かる。感覚でいえば近いのは軽石で擦られてる感じ?

最初はかなりくすぐったかったけど、だんだんと慣れてきて心地よくなってくる。水温もぬるいくらいなので、マッサージ機能付き足湯くらいの感覚。話しながらじゃないとうとうとしてきちゃう。

ふわふわしてたらあっという間に10分経過。お姉さんが時間ですよ、声をかけてきた。

 

足を洗って靴を履く。うーん少しはきれいになったか?特に魚臭いとかはないね。

小学生ぶりだったけど、あのころとは違って中々良い体験だった。あいつらネットで調べたら買えるらしいよ。お家で飼育してみてもいいかもね。