lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

大倉山の自宅カフェ【ルーフ 大倉山】

先週大倉山にスペイン料理を食べに来たんだけど、その時にGoogleMapを見ていてちょっと良さげだな……と思えるカフェを見つけていた。その日は定休日だったので行けなかったのだけど、そこにせっかくだから行ってみよう!ということで家を出た。

 

そのカフェは大倉山の駅からちょっと住宅街に迷い込んだところにあるらしい。老夫婦が経営している自宅を改装したカフェとのこと。名前は「ルーフ 大倉山

線路に沿って進んだ先の高台にあるはずなのだけど、お店を見つけられない……どこなんだろうと探していると、マジで普通の家にそれらしい看板を発見。

 

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なんか一応お店の予定表とか出てるのでここで合ってるのかな?マジで民家にしか見えないので間違っていたら不法侵入になってしまうが……恐る恐る入ってみると、庭先には明らかにお客さん。良かった~ここで間違いなさそうだ。

キョロキョロしていると奥の方から物腰柔らかな老婆が。

 

「今混んでて、少し待っていただくことになってしまうのだけど大丈夫ですか?」

 

ここまで来て帰る選択肢はないので少し待つことに。すると住宅の窓際に通される。

マジで一軒家をリフォームしたのであろう内装は、家族団らんで落ち着いた昼下がりを連想させる。メダカの水槽にレースのカーテン。暖かい家庭の暮らしをそのまま切り抜いたかのような雰囲気。

 

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庭の方はこんな感じ。雑多にならんだ植物が、無意識の統一感を演出している。なんというか……絵本に出てくる老人の家、という感じ。どことなくノスタルジーを想起させる。おじいちゃんになったらこういう庭のある家に住みたいと思わせてくれる。

この反対側はテラス席になっており、高台から大倉山の景色を一望できる。

 

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内装はこんな感じ。他のお客さんもいるのですべては映せないが、雑貨も売っていて本が飾られていたりする。本を開いてみると一番後ろにシレっと値段の紙が挟まっている。これも売り物扱いなのだろうか?

 

東京カフェ特集の雑誌を手に取り、パラパラめくりながらコーヒーを待つ。雑誌にはこのカフェのことも載っていた。どうやら老夫婦が退職後のセカンドライフとして始めたカフェらしい。余生を謳歌しまくってるね。

 

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頼んだのはコーヒーとシフォンケーキ。個人的にちょっと驚いたのはガラスのストロー。初めて見たかも。コースターも星型でなんかオシャレ。

シフォンケーキは黒糖のもので控えめな甘さが心地いい。ついてくるバニラアイスを載せて食べるとなお良し。

コーヒーもコクと香りが気分を落ち着かせてくれる。春の暖かい日差しを受けるよく晴れた昼下がり……贅沢で丁寧。

のんびりを雑誌を読み進め、ゆっくりと過ぎる時間を味わう。うん、充実したいい時間。

 

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最後に帰るとき、テラスからの景色をパシャリ。これは大倉山に来たら一度は来る価値あり。でも、人が多いとそれはそれで僕が困るな……おススメだけどあんまり行ってほしくない……そんな魅力あふれる自宅カフェでした。