lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

タコの悲鳴のたこせんべい

江ノ島神社への参道には所狭しと様々なジャンルのお店が並んでいる。江の島名物であるたこせんべいのお店も同様だ。

参道の中腹ぐらいにあり、僕が行ったのがGW中ということもあり長蛇の列ができていた。約30分くらいは待つと書かれていた。

江ノ島神社の道中にあるたこせんべい屋さん

お持ち帰りのものと食べ歩き用のものがあるらしい。有名なクソデカせんべいは食べ歩き用で、お持ち帰り用は小さいサイズとのこと。なんかすぐ湿気てしまうからクソデカサイズは作ったらすぐ食べないといけないんだって。そんなにすごい代物なのかと思わず気になる。

しかし30分……待つには微妙に困る時間だ。この後水族館にも行きたいので、その観覧時間は確保しておきたい。

 

他にたこせんべいを提供しているお店がないかGoogleMapで調べてみる。こういう名物はたいてい数店舗出店しているのが相場だ。シラス丼のお店は複数あったし、たこせんべいも同じものだろうと思っていたのだが……

なんと、江の島内でたこせんべい焼いているのはこの店舗だけのようである。……え?そんなことある?じゃあココめっちゃ老舗なんなぁ?!つまりクソデカたこせんべいを食べるには、ここで列に加わる以外の選択肢はないということである。

どうするか……悩んだ挙句、たこせんべいを食べていくことにした。

 

出店の脇、店内から続いている列に加わる。実際に並んでみると思っていたよりは列が短かったようで、目算10分から15分くらいで買えそうである。

列に加わってしばらく……雑談していたらいつの間にか券売機の前まで来ていた。でかいたこせんは1100円。んでもここまで来たら迷う選択肢はないよね。

たこ以外にも、エビやらシラスのせんべいもあった。ま、僕は甲殻類アレルギーなのでたこ一択。

 

券売機で買った券を渡し、目の前でたこせんの作られる工程を見ることになる。

 

変な注意書き

でも気になって顔を突っ込んで見るとたこが飛んでくることがあるらしいので注意だ。辛うじて見えるかな?くらいの感じ。鉄板にたこが数匹載せられ、その上から鉄板で押し付けてプレスする。

その時に「きゅぅぅぅぅーーーー!!」と独特の音が上がる。これ実際には急激に水が蒸発していくことで出る音だったと思うんだけど、どうしてもタコの悲鳴、断末魔に思えてしまう。なんか、かわいそう。でもおいしく食べるからね?

 

たこせんべい(大)

こちらが焼きあがったたこせんべい。親指と比べてそのサイズ感がよくわかるだろう。ちなみにかなり割れやすいので慎重に持つことをおススメする。間違っても写真のように片手で持つなんてしないよう。風が吹いただけで割れちゃうからね。

 

せんべい自体は、マジで普通のせんべいである。おいしい。

タコがいるところはちゃんと味がする。厚さも均一じゃないところもあって、マジでタコそのまんまなんだねぇ、なんて思う。

でもね、このサイズは飽きるわ……半分くらいまで食べるともともと薄味なのもあって味を感じなくなってくる。喉乾く。

美味しく食べたいならクソデカではなく、半分くらいのサイズがちょうどいいだろう。

までもいい思い出になりました。迫力がすごいので、一度は食べておきたいね。