秋葉原でご飯と言えばどこを思いつくだろうか？そもそもオタクの聖地というイメージが強いのでご飯って印象ないかもしれないけど、強いて言えば二郎系とか、カレーとかになる気がする。
この日、僕は遠路はるばるイベントのためにやってきた友人と秋葉原を散策していた。時刻は昼過ぎ。イベントも回り終わっていい時間。さて、そろそろランチだけど……友人に何食べたいか聞いたら「アキバで有名なものとか、ここでしか食べられないものが食べたいな」とのこと。
え～東京ってここでしか食べらんないものってあんまりないんだよな……強いてあげるなら二郎系とか、油そばとか……と言うと、「二郎系興味ある」
う～ん、二郎か。今日食べきれるかわかんないけど、興味があるなら行きますか。マップを調べると近くに野郎ラーメンがある。あれって確か二郎系だよね？なんか色々コラボしているので有名なイメージだけど。
ちょっと僕もまだ行ったことないので不安要素は残るけれど、友人に聞いたら「興味ある」とのことだったので、お昼はそこに決定。
今はアイドルマスターとコラボしているっぽい。アイマスあんまわからんのよな……まぁ、ご飯食べる分には知らんくても問題ないか。めちゃくちゃ並んでるかな？と予想してたけど、10分程度で席に座ることができた。この猛暑の中、長時間並ぶのは命に関わるのでマジで助かった。
僕が注文したのはシンプルな野郎ラーメン。食べきれるか不安なんだけど、小サイズを券売機で見つけられなかった。ちなみにこだわりのオーダーは特になかった。あれ？二郎系にしては珍しい。
こちらがそのラーメン。海苔に刻印された「豚野郎」が印象的。
ではいただきます。まずはスープから一口。
うん、くどくない豚骨醤油って感じ。乳化した感じの豚骨が強いから醤油は少し顔を出すくらいかな。
次は麺……の前に野菜。食べないと麺にありつけないよ。ちょっと炒められた野菜はリンガーハットのちゃんぽん食べてるような気分になる。他の二郎ほどニンニクを強く感じられないので比較的ヘルシーかもしれない。……ニンニクがいないわけじゃないのでそこは注意だけど。
麺はかなり小麦の風味強め。これは中々独特で珍しいな、と思った。なんか思ったよりはあっさりしているね。意外と素材の味で攻めてくる。名前のわりに素朴に美味しい。
最初は食べきれるか不安だったけど、難なく完食。ちょうどいいくらいでした。
なんか比較的食べやすい二郎だった気がする。ちょっと大衆向けにアレンジされた感じ？本家は食べられなくてもこれは行ける人結構いるんじゃない？初心者にはちょうどいいかもな、と思いました。
