「葛西にマグロが泳いでる」
そんな話を友人から聞いた。マグロって……あのマグロですか?泳ぎ続けないと死ぬし、養殖が難しいとされているあの……?
僕はね、知っているんですよ。マグロの展示されている水族館はほとんどないって。これは行くしかないよね?と言うことで行ってきました。
結構いっぱいお写真撮ってきたので、マグロ以前、マグロ以後で分けて紹介しようと思う。
葛西臨海公園駅で降りると、まず視界に入るのは噴水と観覧車。
埋立地にある結構デカい公園のようだけど、この一角に水族館があるとのこと。看板に沿って道を進む。まっすぐと続いた道を歩き、途中で左折。そしてしばらくすると、その入り口にたどり着く。
35周年のクソデカ看板が目を見張る入場ゲート。夢の国が去年40周年とかだったはずだから、結構年齢近いんやね。
当日券を購入し、入場。ちなみに日曜日ということもあって家族連れが多かった。ベビーカー押している人も沢山。公園の中の水族館だから、確かに家族レジャーにはもってこいの場所なのかもしれない。
入って最初に目に付くのは、サンゴ礁の海。ここはお魚の数が控えめ。と言うのもメイン目的は珊瑚の養殖らしい。まだそれほど芽吹いているようには見えなかったけど、ここも数年後には色鮮やかな珊瑚が繁茂していることでしょう。
サンゴ礁の海の横に、稚魚を展示しているコーナーがあった。そこにいた何かしらの魚の稚魚。この写真、本日ベストショットです。背景の光が淡い感じで魚にピントが合っており、とても綺麗。ちなみに親指サイズもない。このコーナーには定期的に色んな魚が展示されていそう。
「世界の海」エリアの最初の方にいた。ふよふよしていた魚。水族館ってあとから写真見ても「この魚の名前なんだったっけ……?」となりがち。今回は特にそれが顕著。ハゼみたいな見た目している割には結構活発に泳いでいて、新鮮だった。このビジュがやはりかわいい。
ハナミノカサゴ!岸壁に貼りついて全然動かないからゆっくり写真を撮ることができた。綺麗な魚だけど、その棘には毒がある。素手で触るの厳禁である。
この子のいる水槽は日本海のお魚コーナーで、日本の魚の地味色なイメージに反して結構鮮やかだった。日本海でも結構彩あるモノだね。
センターにいる魚の「ん?ボクに何か用ですか?」みたいな顔が愛くるしい。まっすぐこちらを見てくるのがじわじわ来る。その後ろにいるホンソメワケベラが執事みたい。
イソギンチャク。動かないので写真撮りやすい。ずっと見ているとうねうねしているのが少し可愛く見えてくる。脇役になりがちだけど、彼らのおかげで水族館に華があるんですよね。魚だけじゃ生態系はできないんですよ。
キアンコウ……だったかな?
砂場で微動だにしない様子には、奥底の力強さを感じる。じっとこっちを見つめる姿はどっかの部族の長老のよう。あと改めて擬態がすごいね。砂との区別つかないところが結構ある。
こいつなんつったかなぁ……すごいいい顔が撮れたんだよね。魚と言えばみたいな無表情。体のサイズに対してちっちゃなヒレが可愛らしい。
最後は北極海のクソデカ魚、「アンタークティック・トゥースフィッシュ」数少ない写真に名前が残っていた組。これは正面からの写真なのだけど、かなりデカい剥製。シーラカンスくらいはある。
前半は一旦ここまで。この後はついにマグロ水槽!これも見に来たんですよ!たのしみだねぇ。