lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

田舎のオシャレカフェ見つけました【HAN自家焙煎珈琲&米粉スイーツ】

採銅所駅を少し探索した後、駅から少し歩いた場所にカフェがあるのをGoogleマップで発見した。

だいたい歩いて20分くらい。それくらいなら散歩がてら行ってみるのもいいかもしれない。こんな田舎にオシャレカフェがあるのか……如何せん疑問だけど、この辺他に何も無いし、とりあえず行ってみることにする。

 

景色を楽しみながら、川沿いの道を歩くこと20分。初めて発見した人のいる店から横道に逸れて少し進むと、如何にもな感じの建物が見えてきた。

 

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陽光を受けてポツンと佇むロッジ風の建物。ここが目的のカフェで間違いなさそうだ。

入口のガラス越しに店内を覗いてみる。……誰も居ない。手前にはさつまいもの積まれた箱があり、奥には空席。恐る恐るドアを開けてみる。

 

「すみませ〜ん」

 

小声で話すも反応無し。どうしようかなと佇んでいると、奥からお姉さんがでてきた。

 

「おひとりですか?どうぞどうぞ」

 

促されるまま奥のテーブルへ。ランチかカフェか聞かれたのでカフェと答える。

ケーキの説明をしてくれたのだけれど、僕が気になったものは期間限定の柿のタルト。これとコーヒーはグアテマラで。色々ある時はとりあえずこの豆が口に合うから選びがち。

もう斜めに差す陽光を受けながら、店内を眺める。さつまいものカゴに、大きなコーヒー豆を煎るための機会。観葉植物の上には綿花が置かれている。先日がクリスマスということもあってか、小さなクリスマスツリーも置いてあった。

しばらくするとスイーツが到着。


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柿のタルトは丸々1個分だろうか……?綺麗にバランスよく飾られている。日に照らされたコーヒーはなんだかいい味を出しているように見える。

柿はしっとりと甘く、みずみずしい。あーこれは美味しいやつ。下手な甘さじゃないのがいいんだよね。コーヒーはちゃんと美味しい。深煎りらしいけど、そこまで苦味は強くないかも。ちょびちょびと啜りながら、タルトを食べるのは贅沢な時間の使い方である。

ちなみにこのタルト、乳製品、卵一切不使用である。代わりに米粉を使っているそう。そのおかげでタルトの生地からじんわりと米の甘みがする。小麦食べらんない友達にもオススメ出来る。美味しい。


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机に置いて撮るといい写真になりがち。

30分くらい居たんだけど、地元の人達が変わる変わる来ていた。皆顔見知りのようで、普通に余所者であるはずの僕にも話しかけて来てくれた。話の中で、

 

「駅まで遠いでしょう?車で送っていきましょうか?」

 

と聞かれたけど、反射で断ってしまった。

今思えば断らず、もっと色んな話を聞けば良かったと少し後悔。歩くのは別に構わないけど、せっかく話す機会があったのにそれを棒に振ったのが残念。

田舎とは信じられないくらいオシャレなカフェだけど、雰囲気は田舎特有の優しいカフェだった。ちゃんとここまで来る価値があるお店だなぁと思いました。