lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

学校の勉強はNISA

学生の勉強ってなんか面白くないんだよね。でも仕事の中でやる勉強は結構楽しくてさ。モチベーション高いまま勉強ができてる。

んでもさ、小学生とか中学生の時ってそれをやんなきゃいけないじゃん。例えば中学生に「勉強って意味ないじゃないですか。モチベ保てないんですよね〜」みたいなことを言われたら、僕はどう返せばいいんだろうか。ちょっと考えてみた。

 

よくある定番の答えとしては「社会勉強」とか「間接的に努力する方法を学んでる」とかそんなんだよね。まぁ一定の説得力があると思う。説得力あるからこそ定番の答えなんだよね。

までもそれで終わらせちゃうと思考停止なのでもちっと考えてみる。

 

学校の勉強って正直なくても社会で生きていくことはできる。算数できなくて見下されることはあれど、それが死に直結するわけじゃない。だから上の例はなんかピンとこないんだよね。

ん〜でも学校の勉強が役に立たないわけじゃない。それなりにいい高校とか大学行くには必ず勉強が必要だし、学歴社会はまだ明確にあるしね。ってゆーかそれを無くすには全員大学まで行くか、全員中学出て就職するかしかないと思うんよね。そうなると勉強していい学校に行くのは役に立たない訳が無い。

 

うーん……なくてもいいけどあった方がいいモノって感じか……なんかいい感じに例えられないかな。

ーーあ〜、年金とか?溜めておいて将来役に立つみたいな……いや、今の年金に対する危機感のせいでなんか違うか。じゃあ投資信託とか?

うーん、でも投資信託ってちゃんと調べてやれば大損しにくいけど、なんか怪しい感じあるしなぁ。学校の勉強に怪しい感じはしないし。

 

あっ!NISAとかどうよ?積み立てNISAなら大損しにくい感じは保ったまま政府の補助制度ってこともあって安心感ない?しかも税金が免除されてるのも義務教育で教育が受けられるって感じも似てる。

あー、なんかしっくりくるな。「NISAやっといた方がいい」ってよく言われるじゃん。老後2000万問題とかもあるし、やらなくても死にやしないけど、やった方がいいって感じが学校の勉強と似てない?

 

うん、個人的には中々しっくりくるな。「学校の勉強って実質NISAなんだよ」……ちゃんと根拠も説明できるし、それなりにうまくできた例えだと思う。

しかし問題なのは中学生にそう伝えたとしても、多分勉強の重要性は伝わらないことである。つまり最初に考えていた質問への返しとしては一般的な答え以下になるんじゃないか……と思っている。

まぁ結構みんな的確な答えに悩むってことは、そんな簡単な問題じゃないってことなんだよね。なんかいい感じの回答があれば教えてください。

 

NHKお前……なりふり構わなさ過ぎだろ

あるど平日の昼下がり。ふと気になってポストを見に行った。封筒がひとつ。ポストの中にポツンとあった。

僕はそれを手に取り家に戻る。歩きながら封筒の差出人を見ると「NHK」ついに来たか。

 

僕が一人暮らしを始めてトータルで4年くらい。NHKの襲来は2度目である。1度目は3年前。家にいきなり訪ねてきて「テレビ等電波を受診できるものは置いてないですか?」と聞かれた。その時我が家にはマジでテレビはなかったので、少し語気を強めて「ないです」と言って扉を閉めた。

まぁ正直保険の勧誘とかとそんなに変わらないレベルだったので、ネットの評判ほど酷くなかったな、という感想だった。その時期はマジで謎の人達が「ここ𓏸𓏸さんの事務所ですよね?」と訪ねてくることが多かったので大概麻痺していたのだろう。そっちの方が怖かったもん。

 

そんで久しぶりに見るNHKの文字。部屋のゲーミングチェアに座り、まじまじと封筒を見る。

--僕がここに住んでいるってなんで分かったんだ?今の家は僕の前には数年住んでいる人が居なかったはずだけど……引越しの時に連絡先渡したとこから漏れたかな?

 

なんて思いながら眺めていて、気づく。この封筒、宛名がない。住所しか書いていない。……え?そんなことある?てかそれで配達って届くの?

しかし現実に届いているということは、そういうことだろう。

 

地域一帯の住所に住んでいるかどうか関係なくばらまいたか、何かしら公的書類でも見て新たな住人がいることだけ確認して送ってきたか。どちらにしろ、僕の身元も割れていないのに「契約しませんか?」と封筒だけ送り付けてきたのである。

ちなみに中身は「テレビ持ってるなら契約しなさいよ?」って感じだった。要求だけはどこ行っても変わらんね。

 

住んでるかも分からん場所に封筒送るとは……そのなりふり構わなさは怖いわ。人がくるより怖いよ。宛名のない封筒なんて初めて届いたよ。

改めてここまでするか、という気持ち。でも人を寄越さないということは、それだけのリソースはないということだろうか?それともこの数ヶ月後に人来たりする?

立花孝志氏の影響でNHKの悪評は広まっているのにまだこんなやり方を続けているのか、と感心する。それだけ切羽詰まっているということだろうか?民放と比べてめちゃくちゃにコンテンツ力がない、ということでもないのだから動画配信コンテンツみたいな業態で行った方が儲かるんやない?までも導入のコスト考えると難しいのか。

 

にしてももっといいやり方あるだろうに……と思ってしまう。少なくとも今回の1件で、僕のNHKに対する好感度はかなり下がった。これまで別にどっちでも無かったのにね。

 

アンパンマン、思い出のポッポちゃん

本日、ちょい下ネタ注意。

 

YouTubeVtuberの動画を見ていた時に、アンパンマンのキャラクターの多さが話題として出ていた。アンパンマンか〜、子供の時は全然通らなかったしあんまりちゃんと見たことないなぁ。

 

ーーいや、1度だけちゃんと見た事あったな。あれは確か3年くらい前。僕が大学生で一人暮らしを始めたばかりの頃だったと思う。

大学時代、僕は月に1度実家に帰っていた。というのも家賃が母から手渡しだったので取りに行かなくてはならなかったのだ。原付を走らせ、毎月末に1泊していた。

 

ある時、毎月のように家賃を貰いに実家に行き、そのまま1泊した。んで両親も寝静まった夜中。僕はまだリビングでダラダラしていた。適当に流していたテレビから流れ出すスパイダーマン2。そろそろ寝ようかな〜と思いながらのんびり見ていたら、だんだん面白くなってきてしまってつい最後まで見てしまった。

スパイダーマン2が終わり時刻は午前5時。番組表を見ると、そこには5時半から「それゆけ!アンパンマン

アンパンマンかぁ。折角だし見るか?その時ふと悪知恵が働いた。未だ電気の着いている妹の部屋のドアを勢いよく空け、

 

「マイシスター!アンパンマン見ようぜ!」

「……いいよ!」

 

さすが僕の妹。ノリが全く一緒である。

そんなことがあり、午前5時半にリビングで兄弟並んでアンパンマンを見ることになった。

アンパンマンって1話2エピソード構成なんだけど、2エピソード目がめちゃくちゃ印象に残っている。

その話にはポッポちゃんって子が出てきたんだよ。機関車の女の子で語彙が「ポッポ〜」しかない、安易なキャラづけのキャラクター。なんでこの子とチーズの扱いが違うのかよくわかんねぇんだけど、エピソードの番を張っていた。

 

それをぼんやり見ていた時、妹が呟いたのよ。

 

「……ちん」

 

直後ポッポちゃんが「ぽっぽ〜」と話す。

ん?どしたんお前って感じだったけど無視。すると、

 

「……ちん」

 

そしてまたポッポちゃんが「ぽっぽ〜」

あぁ、分かったよ妹よ。ポッポちゃんの声に合わせた小学生のような下ネタという事だな。気づいた瞬間思わず吹き出したが、ここで兄が乗らない訳にはいかないだろう。

 

そこからは予想合戦。ポッポちゃんのセリフが出てきそうなタイミングで兄妹合わせて「……ちん」と呟く。競うように呟き、相手がタイミングを間違えれば煽る。

うーん、客観視すれば紛れもない深夜テンションなんだけど、家ではいつもこんな感じである。

でもまぁ早朝ボーナス+ほぼ初視聴のアンパンマンということもあって鮮明に覚えている。

 

アンパンマンの思い出としては適切でないかもしれないが、覚えているのこんくらいである。そう思うとアンパンマンに対して少し申し訳なくなってきた……今度1回ちゃんと見てみようかな。

 

 

【Cinnamon】匂いって絶妙にエモいよね【キタニタツヤ】

最近キタニタツヤをよく聞いている。元々BLEACHとか呪術のOPで「結構いいな」と思っていたんだけど、妹が聞いていたことがきっかけでめちゃくちゃ聞くようになった。

 

んでね、ハマった曲の順番的なものがあるんだけど、

「青のすみか、スカー」→「素敵なしゅうまつを!」→「moonthief、化け猫」→「Cinnamon」←イマココ

 

――って感じなのです。今「Cinnamon」がめちゃくちゃきているのです!!これ順番的には「爽やか→中二→なんか気持ち悪い→絶妙なエモさ」って感じで流れてきている気がする。キタニタツヤの楽曲の幅広さが出てる感じだね。

ということで今キテる「Cinnamon」について自分の好きなところをひたすら上げるだけの記事です。よろしくお願いします。

 

youtu.be

 

知らない人はとりあえず一回聞いてみてね。

僕はメロディーとかに関してはド素人なので「なんかいい」で聞いている。なのでその点に関しては良いから聞いてみてくれ!!としか言えない。個人的にキタニタツヤがキテいるのは「歌詞」なんだよね。

 

まず、シナモンってのは香りとして出てくる。記憶に残っているシナモンの匂い、その匂いが過去のあの人と結びついていることを仄めかす程度に明かす。そう、匂い=過去の溺れるほど近くにいた誰かを示している。それがルームフレグランスのような存在感で歌詞に居る。

この感じがエモいんだよな……匂いという感覚は絶妙に人の情動を揺さぶり、想像力を刺激する。見えない形のないものだからこそなんだろうけど、その感覚と結びついた言語はその効力だけを引き継いでいる。

おかげで歌詞から滲み出る匂いがある。ちゃんと読んでみるとずっとそのことしか語ってないのに、「なんか香ってくる?」くらいの感覚になるのだ。

 

歌詞をそのまんま解釈するなら、過去のあの人はもう近くに居なくて、でも忘れられないせいで、おんなじ匂いの誰かで満たそうとしている……でも何か違う。満たされない。

――みたいな雰囲気を感じる。その喪失感もエモさを加速させるのだろう。「エモさ」と一言で片づけるにはあまりに形のない「良さ」なんだけど、その言葉がどうしてもしっくり来てしまう。

 

個人的にかなり好きな歌詞は

愛をもっとくれないか

苦くても構わないよ

 

これ。過去に失ったものを補おうとするあまり、それが何でも構わない。例え自分を蝕むものであったとしても、喪失のままの方がつらくて耐えられないって感情をオシャレなフレーズに包み込んで凝縮させたような……そんな感じがとても好き。

 

あと、歌詞に「麝香」が出てくることからも、シナモンの匂いがテーマではないんだろうね。匂いで想起する様々なものの婉曲表現に例えを重ねた結果出力されたのが「Cinamon」だったのだろう。

そんな風に感じる、今個人的にキテる曲です。気になったらもっかい改めて聞いてみてね。

 

Cinnamon / キタニタツヤ – Cinnamon / Tatsuya Kitani - YouTube

 

 

珍しい具材の乗った醤油ラーメン【麺・摩天楼】

今週のラーメンは大倉山で。前に行った時は色んなラーメン屋さんがあってまた来たいなぁと思っていた場所である。

ということでやってきた。さて、今日はどこに行こうかな?駅前の様々な飲食店が立ち並ぶエリアを練り歩く。以前行ったところは夜ということもあってかもう閉まっていた。うーん、あそこの醤油ラーメン食べたかったんだけど、残念。

 

でもそう思うと醤油ラーメンが食べたくなってきた。なんかいいのないかなー、と歩き回る。

 

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デカデカとした登りには「中華そば」。上の看板にはデカデカと「麺」。ふむ、これはラーメン屋に間違いない。

近づき看板を見てみると、醤油ラーメンもある。おー、ここ行ったことないけどありだな。ガラス張りの店内は外からも厨房が見えるカウンター方式。比較的新しいのかな?

 

と、メニューを見ながら考えあぐねていると、もう40は行ってそうな男性が入っていった。改めて店内を見てみると、客は結構歳いった人が多め……

歳が高くなればなるほど人は馴染みの店にばかり行くようになる。つまり、ここは昔ながらのお店の可能性もある。おー、いいじゃないか。よし、今日はここで決定!

 

頼むものは入店前から決めていたのでスムーズに注文。油そば大盛りで御願いします。他にも味噌と塩もあった。でも今の気分はもう醤油なんだわ。

 

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んで、こちらが醤油そば。ブラックペッパーがこれでもかと散りばれられた1品である。

しかし驚くべきはほかの具材。特に野菜である。ブロッコリー、オクラ、パプリカ……どれも普段ラーメンの具材としてはお目にかからない食材だ。これは中々……興味深いね。

では、いただきます!まずはスープから1口。

 

ーーふむふむ、かなり濃いめの醤油だね。でもなんか懐かしさを感じるような……そんな風味。ああー!アレだ!中華そばって感じだ!まさにそれ!ちょっと濃いけど!

麺はシンプルな細麺。んでね、これはどうなんだ?と思っていた具材たちなんだけど……うん、これはこれでアリだな!野菜っていうジャンルの特徴なんだけど、あんまり自分を主張してこない。あくまで添えるだけスタイルなんだよな。とりあえず色々ぶっこんだお母さんのラーメン的な。そんな懐かしさのある1杯。

 

いやぁ、美味しかった。ご馳走様!

スープは飲みすぎ注意。やっぱ辛い。最後に気になったから野菜の種類は固定なのか聞いたんだけど、基本固定なんだって。つまりいつ来てもオクラとかいるっぽい。

ちなみに後でネットの評判を調べた感じ、1番人気は味噌ラーメンっぽい。んじゃ、次来る時はそれだね。

 

中学生……眩しすぎる……

僕はVRCHATという、いわゆるバーチャルSNSというものをよく遊んでいる。仮想空間でアバターを使用してボイスチャットとボディランゲージでのやり取り。オンライン上で全てが行われることもあり、様々な人に会える。

同じ業種の人間や、全く別の職に就く人。無職の人もいれば大学生も。自分より一回り年上の人だっている。いい人もいれば悪い人もいる。そんな中で先日出会ったのは中学生だった。……中学生?!

 

正直こんなネットの片隅で中学生に会うとは思ってなかったのでかなり驚いた。いやまぁ……興味は抑えられないよね……うん、そういうことにしておこう。とりあえず「オフ会には行くな」とだけアドバイスしておいた。絶対ダメだよ。

 

んで、その中学生の子と色々話してたんだけどさ。……なんというか。あんまりにも眩しすぎる。自分が未だ何者にでもなれると無邪気に信じて疑わない姿勢。周囲とは違って自分は何か特別であるという自信。その子は今の僕が失ってしまったものを明確に持っている。

誰もが昔は持っていた……持っていることに疑う余地すらなかったモノ。それが言葉の節々から見え隠れして、自分がいつの間にかおじさんになっていたのか、なんて気付かされる。

 

でも、同時にそんな中にある屈折も感じられた。自分には理由なくアイデンティティがあって、他者のそれに合わせることが辛くて……みたいな。今のは一例だけど、理想と現実の間での屈折が見て取れた。

それは僕からしたらもう二度と味わうことが出来ない感覚で、少し羨ましいとまで思うものだった。でも本人からしたらそれは苦しいもので、さっさと自己解決してしまいたいものなのだろう。

 

なんというか、やっぱり中学生と社会人は違うんだな……と思ってしまった。その子の感じている苦しみや喜びには僕も経験してきたものがいくつもある。しかし、今の僕にはもう経験出来ないであろうものだ。だから共感は出来るけど、共有はできない。リアルタイムに同じモノを感じることは出来ない。

 

その事実が、自分にはもう無いモノを強く意識させる。それを平然と、意識することも無く持っている中学生という存在が途轍もなく眩しい。

自分ではまだまだ大人になりきれていないように思えていたけど、その実そんなことはなくって……変化したことに気づけないからそう思い込んでしまっているだけで、いつの間にかしっかり大人になっていたのかもしれない。今の僕にはなく、その中学生にはあった曖昧模糊なモノを失うことが、大人になるということなのかもしれない……なんて。

 

 

薬屋のひとりごとの「壬氏様」がじわじわ好きになる

僕はアニメはまとめて見る派である。なのでだいたい放送が終わる頃に見始めて、終わった頃に全部観終わる。リアルタイムで追ったりするのは、せいぜいニコニコでコメ付きで見たい時くらいだ。

 

そんな訳で最近になって見始めたアニメがある。「薬屋のひとりごと」だ。古代中国風ファンタジー作品であり、後宮で薬屋さんの主人公が謎解きやらなんやらで活躍するお話である。

 

あの有名なシーンをご存知だろうか?主人公が毒味役やってて、すごい官能的な食べ方した後に「これ、毒です」っていうやつ。

ネットの広告でよく見たシーンである。あのシーン見たいがために視聴することにした。ちなみに例のシーンは6話である。

 

それ目的で見始めたのだが、回を追うごとに別の目的で見るようになり始めた。それは「壬氏様」だ。コレでじんしと読む。1話から登場する高級役人の宦官でものっそい美形。本人もそれを自覚していて余すことなく活用している、典型的なイケメンキャラである。

だがその甘いマスクは主人公には効かず、冷たい態度を取られるのが良い……ってなってるちょっと残念な人でもある。度々話に絡んできて、ちょっかいを出したり命令したりする話の起点作りにもってこいの人物だ。

 

正直最初は「いけ好かないやつだな……」と思いながら見ていたが、回を追うごとに子供っぽい性格が見え隠れしたり、主人公に対する感情の変化が見て取れて、いいキャラになってくる。その様がほんと良くて……僕は壬氏様の虜になってしまった。

壬氏様可愛すぎる……!もっと猫猫(主人公)と絡め……!お前らの絶妙に噛み合わないコミュニケーションが見てて1番楽しいよ。謎解きよりそっち見たいまであるよ!

 

ーーと、最初のイメージとは一転していけ好かないイケメンキャラに魅せられてしまったのである。

今14話まで見終わったのだけど、今じゃ壬氏様目的で見てるまである。もう僕、壬氏様実は宦官じゃなくって、ラブコメ展開になっても許せるよ。むしろそうなってくれ。頼む、必要だろ。

 

ここまで訥々と壬氏様の魅力を語ってきた訳だが、このアニメはもちろんそれだけでは無い。後宮のいざこざを薬屋の視点から調べ、謎解きしていくような面白さがある。

例えば蜂蜜が出た時は、それが乳幼児には劇薬になる、という知識が謎解きの鍵になっていた。僕はそれを知っていたので、まぁ真相はそのへんなんだろうな……と予想つけながら見てた。

でも謎解きの真相としてはそこにもう一捻りあって、知ってるだけじゃ行き着かないくらいの絶妙なラインだった。そんな感じで6割くらい推理ができる謎解きが自分にはちょうどよく楽しめるライン。ここも面白さのひとつである。

 

そんなふうな魅力もあるが、やはり壬氏様。13話まで一旦見て欲しい。そしたら壬氏様好きになっちゃうから。