本日、ちょい下ネタ注意。
YouTubeでVtuberの動画を見ていた時に、アンパンマンのキャラクターの多さが話題として出ていた。アンパンマンか〜、子供の時は全然通らなかったしあんまりちゃんと見たことないなぁ。
ーーいや、1度だけちゃんと見た事あったな。あれは確か3年くらい前。僕が大学生で一人暮らしを始めたばかりの頃だったと思う。
大学時代、僕は月に1度実家に帰っていた。というのも家賃が母から手渡しだったので取りに行かなくてはならなかったのだ。原付を走らせ、毎月末に1泊していた。
ある時、毎月のように家賃を貰いに実家に行き、そのまま1泊した。んで両親も寝静まった夜中。僕はまだリビングでダラダラしていた。適当に流していたテレビから流れ出すスパイダーマン2。そろそろ寝ようかな〜と思いながらのんびり見ていたら、だんだん面白くなってきてしまってつい最後まで見てしまった。
スパイダーマン2が終わり時刻は午前5時。番組表を見ると、そこには5時半から「それゆけ!アンパンマン」
アンパンマンかぁ。折角だし見るか?その時ふと悪知恵が働いた。未だ電気の着いている妹の部屋のドアを勢いよく空け、
「マイシスター!アンパンマン見ようぜ!」
「……いいよ!」
さすが僕の妹。ノリが全く一緒である。
そんなことがあり、午前5時半にリビングで兄弟並んでアンパンマンを見ることになった。
アンパンマンって1話2エピソード構成なんだけど、2エピソード目がめちゃくちゃ印象に残っている。
その話にはポッポちゃんって子が出てきたんだよ。機関車の女の子で語彙が「ポッポ〜」しかない、安易なキャラづけのキャラクター。なんでこの子とチーズの扱いが違うのかよくわかんねぇんだけど、エピソードの番を張っていた。
それをぼんやり見ていた時、妹が呟いたのよ。
「……ちん」
直後ポッポちゃんが「ぽっぽ〜」と話す。
ん?どしたんお前って感じだったけど無視。すると、
「……ちん」
そしてまたポッポちゃんが「ぽっぽ〜」
あぁ、分かったよ妹よ。ポッポちゃんの声に合わせた小学生のような下ネタという事だな。気づいた瞬間思わず吹き出したが、ここで兄が乗らない訳にはいかないだろう。
そこからは予想合戦。ポッポちゃんのセリフが出てきそうなタイミングで兄妹合わせて「……ちん」と呟く。競うように呟き、相手がタイミングを間違えれば煽る。
うーん、客観視すれば紛れもない深夜テンションなんだけど、家ではいつもこんな感じである。
でもまぁ早朝ボーナス+ほぼ初視聴のアンパンマンということもあって鮮明に覚えている。
アンパンマンの思い出としては適切でないかもしれないが、覚えているのこんくらいである。そう思うとアンパンマンに対して少し申し訳なくなってきた……今度1回ちゃんと見てみようかな。