「人生って選択肢多い方がいいよね?」
これ最近めっちゃ思うんだけど、そういう人生の豊かさ!みたいな本でよく必要だとされるのは「目標」らしい。
まぁまず間違いなく「目標」があることは人生を豊かにしてくれるだろう。でも、個人的には「選択肢」がある方が人生が豊かになるなぁと思うのである。
これは僕の先輩の話。
先輩は、今FXのトレーダーとして頑張っている。
その先輩は最初、エアコンの取り付けの仕事に就職した。そこでノウハウを学び、自分で会社を作って数年ほど社長をしていた。
そこで貯めた資金を元にFXに励んでいるのだが、彼はこのようなことを言っていた。
「まぁFXで終わったとしてもまたエアコンやればいいだけだしね」
今やっていることが失敗に終わっても、他に食っていける仕事がある。
――つまり、他の選択肢がある。
これがあるおかげで精神的余裕がだいぶ出てくるそうで。
これは選択肢が人生を豊かにするいい例かな、と思う。
「最悪失敗してもこれがあるし」って思える何かがあれば、新しいことにも挑戦しやすくなる。
だからこそ、僕は選択肢があることが人生を豊かにすると考えるわけだ。
もちろん、「それがあれば確かにいいよね!でもそんなの限られた人間だけじゃん!!」と多くの人は言うだろうし、僕も正直そう思う部分もある。
最初から「最悪これがあるし」って人間はいる。実家が金持ちなら「最悪大学留年しても問題ないし」となるけど、僕の家はそんな余裕ないので、留年したら即退学だ。
これは素直に羨ましいし、ズルくない?もう生まれた時点で勝敗決まってんじゃん。と愚痴をこぼしたくなる。
けど、しゃあないよね。生まれる場所は選べんし。
じゃあ僕が人生に選択肢を得るにはどうすればいいのか。
ちなみに僕は今大学生だけど、就職以外に選択肢はない。(生活を安定させる術がないという話。就職できなかったら死ぬとかじゃない)
僕はそこで必要になるのが「目標」だと思うわけだ。
しかも、一つの物事に対する目標だけではない、いろんなものに興味を持って自分の適性に応じて能力をつけるための「目標」をたてなくちゃいけない。
例えば、人からお金を貰えるほどに上手な絵が描ければ、最悪それで生活できるとなるだろう。なにかのクリエイターなら就職失敗してもそっちに集中すればいいってなるだろう。
こういうのが「選択肢」の例だと思う。勿論バイトみたいな選択肢もあるわけだけど、ある程度ノウハウが分かっているものとそれ以外では充実度に雲泥の差があるよね。
こんな選択肢一つあるだけで、人生は精神的にだいぶ楽になると思う。
僕にはそういうものが何もないので、こっから数年以内にそんな能力を身につけたいな、と思う。そしたら僕の人生も少しはイージーモードで楽しくなるかもしれないね。