lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

老後まで続くお友達が欲しい

ある時ふと思った。

 

僕の父親には、今でも交流のある友人はいるのだろうか?

 

素朴な疑問である。

父が友人と遊びに行ったという話を、物心着いた頃から僕は聞いた覚えがない。家族親族で遊びに行くことはあっても、父の友人の話は聞かない。

だいたい会社の飲み会、会社のBBQって感じで、会社のという前置きがつく。

もう50にもなる父だが、老後に遊んでくれる友達はいるのだろうか?それとも母と2人でのんびり暮らすのだろうか?

 

僕がそのような疑問を抱いたのには、祖父母のことが前提にある。

父方の祖父母は祖母の方は酷い認知症で、祖父はそんな祖母を看病するだけの生活を送っている。

以前にも書いたけど、そんな生活の何が楽しいのか?と僕は思っている。

 

母方の祖父母はそれと対称的だ。

祖父は半年に1回くらい友人と旅行に行っている(最近はコロナで行けてない)らしいし、祖母は裁縫教室や料理教室に通っている。祖父母で海外旅行にも何度か行っていた。

実に楽しそうだと思う。母方の祖父母の家に行くと笑顔が絶えない。

それ故に思うのだ。老後の楽しみって友人の有無がかなり大きいのではないか、と。

 

そんな前提があってさっきの疑問にたどり着く。父には交流のある友人はいるのだろうか?

いなかったら、多分どんどんボケていくんじゃないかと想像する。あんまり早くボケられると、僕が介護しなくちゃならないだろうから困る。できるだけ友人を作って楽しくボケずに生きてもらいたいワケだ。

 

もちろんこれは、僕にも当てはまると思う。僕は自分が楽しむために生きているので、楽しいことがなくなったら死ぬしかない。つまり長生きするには一緒に楽しんでくれる友人は必須だ。

結婚してれば寂しくないという意見は無視する。父方の祖父母を見てると、結婚しただけで老後が楽しくなるとは思えない。寂しくなくなるとも思えない。

 

つまり僕は、僕のために老後に遊んでくれる友人が欲しい。今の友達がそうなるかは僕次第だけど、父方の祖父母みたいにはなりたくない。

あと父にもそうなって欲しくないから、友達いて欲しいなー、と思う。