12月も中旬。クソ寒くなってきたし、いよいよ大学卒業も近づいてきた。そうなると必然的に進めていかなければならないものがある。……そう、卒論である。
っても卒論でのテーマも内容も決まっている。あとやることは分析、執筆だ。実験はつい先日終了した。
僕の卒論テーマは「VR空間におけるパーソナルスペース」である。このテーマに関する論文や先行研究はまだ少なく、シンプルにVR空間でパーソナルスペースを測定するだけで、1個の論文として書けるくらいである。そう、僕の卒論は至ってシンプル。VR空間でパーソナルスペースを測定して、その結果を発表するだけだ。一応仮説として「対面現実よりもパーソナルスペースは狭くなる」としているが、対面現実とVRの対照実験ではなく、VRのみでの実験になるのでそれを明確に証明するのも難しい。マジで測って、その結果を出すだけ。
なので、実験を終えてしまえば8割がたは卒論が終わったようなものだ。んで、それが終わったのでもう分析して、書くだけだ。
実験は僕が普段からプレイしているVRCHATというゲーム内で行った。友人に声をかけ、Twitterでも呼びかけした結果、20余人の人々に協力してもらった。半分くらいは友達の友達だったり、Twitterで告知を見て協力してくれた方々なので、実験の時が初対面だった。なんかこう、知らない方が協力してくれると、卒論の内容がある程度他人が興味を持つような内容である事の証明のような気がして、ちょっと研究内容を肯定された気分になる。ほんとにありがたい限りだ。
ここで取得したデータは非常に面白かったけど、かなり専門的な話になりそうなので、ここでは省略することとする。ってかまだ分析もせずにざっと見た感想だしね。そういうのはちゃんとまとめて卒論として提出する訳だし。
とりま、ここまでくると「もう卒業か…」という思いが強くなってくる。といってもまだ単位足りてないんだけど……冬学期にあと4単位取るよ。それプラス卒論で卒業要件をやっと満たせる。
実験に協力してくださった皆様にはこの場で改めてお礼を申しておく。本当にありがとうございました。おかげで卒業できます。