福岡で関東に来たら行きたいところリストを作っていた時、ここは絶対行かなきゃ!と思っていた場所の1つが新横浜ラーメン博物館だ。
好物がラーメンであり、週に一回はラーメンを食べる僕にとって、せっかく関東に引っ越してきたのにここに行かないなんて選択肢はないも同然だ。
……というわけで、行ってきたよ!ラーメン博物館!
実際何展示すんのかよく分からんけど、そんなのは行ってみればわかること!平日昼間にもかかわらず人が多いななんて思ったら外国人のツアー客だった。観光ツアーでここ来るんだ。
入場券を購入。1階部分が展示になっていて、地下にはラーメン屋さんがいくつもある構造だそう。
展示は全国のラーメン紹介や、日本で最初のラーメン屋と言われる来々軒の紹介、各地のラーメンどんぶりなどがあった。ぶっちゃけラーメンの展示って難しいイメージあったけど、こういう風になるのね。全国のラーメンについては、せっかくタッチパネルがあるのだからもうちょい詳細に紹介するブースがあってもいいんじゃないかなー、とは思った。
僕は九州一円のラーメンくらいしか知識ないけど、例えば「博多ラーメンが細麺バリカタ替え玉スタイルなのは、現場の人が短い時間で食べられるようにするため」みたいなエピソードがあったはず。そういうエピソードで触れているのが来々軒くらいしか無かったので、醤油、みそ、しお、豚骨の4種類くらいはそういうのあっていいと思うんだよね。
でも各地のラーメンにリスペクトを感じるいい展示でした。
そんで地下にはラーメンがひしめく昭和感強めの空間が。
ここのラーメンは定期的に入れ替わるらしい。東は北海道から南は沖縄まで、各地のラーメンがここだけで堪能出来る贅沢仕様だ。
そこで今回僕が食べたのはらーめん味楽 利尻島。
利尻島って確か北海道だよね?だから味噌か塩かなと思っていたんだけど、定番は焼き醤油ラーメン。
焼き醤油?何が焼き?と思いながら大盛りで注文。
おおー!シンプルな醤油!いただきまーす!
まずはスープを口に含む。醤油ラーメン特有の旨みと油っけが口内を満たす。うん、これこれ!
しかしなんだろうか?何か普通の醤油ラーメンと違う旨味がある。不思議な味なんだけど、違和感なく心地よくマッチしていて、絶妙。多分なんか隠し味なんだろうけど、なんだろ、これ?
麺は醤油に合う細麺。そんで特にびっくりしたのがメンマ。なんとクソデカタケノコがそのまま入ってる!利尻島にタケノコって自生してんの?いや、輸入だよな……多分。
麺を食べ終わったあとも、スープに隠れた旨みの正体が気になってずっと飲んでた。
なーんか旨みの中に微かに磯臭さを感じる気がするのよなー、昆布だしとかかな?利尻昆布って有名だし。
……と、予想を立てて退店。とっても美味しかった!
その後1階にあるパンフレットで確認したらやはり昆布使ってたみたい。僕の味覚も捨てたもんじゃないな!
とても美味しい&まだ行ってない店がいくつもあるので、またそのうち来ようと思います。来々軒とか今回は並んでてパスしたけど気になるもんね。